1分でわかる、精神的苦痛からの解消法 ~悩みという時間の概念~
私がなぜいろんな事に気づいたりわかったりするのかと言うと
何も考えてないからです。
何も考えてないからこそ、いろんなものが見えて来るんですね。
そもそも考えるとはどういう事でしょうか?
考える事の本質とは何でしょうか?
そうです、考えるとはどうしてだろう?どうすればいいんだろう?と
悩む事なんですね。
つまり、考えるから悩みになるんです。
考えなければ悩みにはなりません。
ですが考えない事には何もわかりませんし
だったら何も考えてない私がなぜ色々わかるのかと言いますと
考えてるのではなく、様々なものを繋げてるからなんですね。
といっても意識して繋げてるわけではなく
何も考えなくても(考えてないからこそ)、パッパッと自然に繋がるんです。
むしろ考える事を考えてやろうとすると、私でも何もわかりません。
ではなぜ考えてないのに、繋げるだけでいろんな事がわかるのでしょうか?
考える事はなぜだろう?どうしてだろう?と考えるわけですから
その性質は悩みと同じものだとお話しました。
と同時に、考えるとは集中する事でもあります。
他の事でもそうですが、何か一つの物事に集中してしまうと
周りで何が起こってるのかわかりにくくなります。
そのため何かに気づく機会も減ってしまいますし
見渡せる範囲も限られ、繋げようにもどこにも繋げられなくなるんですね。
ですから考えてしまうと(悩んでしまうと)何も見えなくなり
考えなければ視野が広がり、いろんな事が見えて来るわけです。
私はよく、物事の本質などが“見える”(わかる事を見える)と言ってますが
何も視覚として見えてるのではなく
そのように見えて来る、見えてしまうのだと、様子を表してるだけなんですね。
決して意識してやってるわけではありませんが
私は何も考えないからこそいろんなものが見えて来るわけです。
(この特徴、実は自閉症の心理に由来するのですが・・・)
考えないとは無の心境、無と同化してる状態ですから
例えば座禅や瞑想などで心を無(空)の状態に近づけた時
いろんなものが見えて来るのとちょうど同じ現象だという事ですね。
どうでしょうか。
何か問題(悩み)のある時はどうしたらいいかと考えるのではなく
むしろ何も考えない、心を無の状態にしてみてはいかがでしょうか?
それで問題自体が解決するわけではありませんが
心の状態、精神状態は安定すると思いますよ。
先程の座禅や瞑想でもいいですし
一人ではなかなか難しいこれらの方法を
心理カウンセラーがお手伝いして心を無に近づける試みが
心理カウンセリングの持つ、あまり知られていない隠れた効能なんです。
心理カウンセリングは癒やしとはまた違いますけど
心理カウンセラーの私がお手伝いしますので、よければご一緒にいかがですか?
ずいぶん気持ちが楽になるかもしれませんよ。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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