苦しみからの解放論 ~私より先に死後の世界を語った人物~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

私の知り合いに、死後の世界をズバリ言い当てた人間が居ます。

もちろん科学的根拠や臨床結果があるわけではないので
確証のある話ではありませんが
当時私は、その知人との会話の中で
今そんな話はしていない、そういう事を言ってるのではないと
自分の主張ばかりを通そうとし、知人の話に耳を傾けませんでした。

会話といってもただの雑談でしたから
話の流れでお化けや幽霊の存在について、そういう話になっただけなんですね。

一応話は聞いてたものの
何を言ってるんだ、私が言いたいのはそういう事ではないんだと自分の話ばかりし
知人の話はあんまり身を入れて聞いてなかったのです。

カウンセリングのように頭から傾聴の態勢で聞いてたならまだしも
別に真剣でも何でもない、取り留めのない話をしてただけですから。
むしろ言ってる事がわからん奴だなぁと思ってたくらいです。

しかし今になって振り返ってみると
人が死んでからや幽霊について、なるほどそうかもしれないと納得するばかりか
私の理論を応用してみても、見事繋がってるんですね。

当時漠然としか聞いてなかった自分が恥ずかしいくらいです。
もっとも知人もそんな私に言い聞かせるように会話してたわけではないですが。

私自身も、今のように宇宙の真相やそういった話に興味があったわけではなく
ただ心理カウンセリングに従事するようになってから
心理学の勉強・研究を追究していく中で行き着いた先に
たまたまこの話とも繋がったというわけです。

死後の世界についてはまた機会のある時にでもしたいと思いますが
今回の話も含めて私の統括した最新の研究では
生きていく上で気持ちが楽になる方法はもちろん
死ですら恐怖でなくなるような成果にまで辿り着きました。

人はたいてい死に対する恐怖を抱いています。

しかし実際は死そのものが怖いのではなく
病気や老化によって衰えていく自分や
死の間際に直面するであろう苦しみや痛みだったり
死にたくない、まだまだ生きていたいという
現実を受け入れられない事に対しての恐怖なんですね。

それを単に死と連動させて考えるから、死そのものが怖いと思うのであって
はっきり言って私の研究から辿り着いた思想(仕組み)さえ理解してしまえば
死そのものは恐怖でも何でもなく
生きてる限り常に直面している死の恐怖(つまり苦しみ)からも解放され
楽に生きる事が出来るようになるのです。

死とはどういうものかを理解し、自分の中でその仕組を受け入れる事さえ出来れば
この生きている人生をもっと楽に、もっと有意義に、自由に生きる事が可能なのです。

その思想(仕組み)は至って簡単。
非常に単純なものですから、後は自分が受け入れられるかどうかなだけですから
ぜひ心理カウンセリングを通して身に付けてくださいね。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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