正々堂々と自分を生きる
例えば何か自分に嫌なクセがあって
それを他人がマネをしたとします。
そしたらあなたはどのように感じますか?
もし腹が立つのであれば
そしたらそれは、相手もあなたに腹が立ってるかもしれません。
自分が人にされたら腹が立つような事を
例え無意識にでも、相手に対して同じようにしてるわけですから
もしかしたらあなた以上に、相手はあなたに腹が立ってるかもしれないのです。
自分に嫌なクセがある事を、自分で気づいていればまだマシなのですが
クセや悩みといったものは、たいてい自分では気づいてません。
そしたら知らず知らずの内に
相手に嫌な思いをさせてるかもしれない。
自分が相手に嫌な思いをさせてるのに
なぜかその相手を恨むようになる。
だけど何で相手を恨むような事になるのか
自分ではちっとも気づいてないわけです。
相手の態度とか表面的な、目に見える部分でしか物事を判断してないからですね。
つまり、何でそうなるのかという原因に気付けないと
いつまで経っても問題の解決が出来ないんです。
自分では嫌だと気づいてないけど
相手が自分のマネをしてくるので、何でマネするんだと腹が立って余計に続ける。
そしたらどんどんイライラはエスカレートして
相手に恨みを持つようになるんですね。
こうなったらもう自分には目を向けません。
相手の嫌なところばかりに目がいくようになるんです。
問題を他のせいにして自分の事は見えてない
典型的なパターンですね。
しかし問題を客観的に見る事の出来る、心理カウンセリングを受ける事で
自分の中の問題点に気づけるようになるんです。
何でそうなるのかがわかるようになります。
問題があるといっても、全てあなたが悪いというんじゃないですよ。
問題というのは犯人探しや責任の追求ではなく
解決への糸口となるものなんです。
問題があるから悪いというのではありません。
むしろ問題があるという事に気付けない事の方が
よっぽど問題だと思いますね。
どこに問題があり、そしたらどうしていったら良いのかを
心理学の観点から一緒に見つけていきましょう
探っていきましょうというのが心理カウンセリングです。
どうか難しく考えずに
気を楽にするつもりで受けに来てくださいね。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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