人は短所にではなく、長所に期待する ~自分の強みだけアピール大作戦~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

皆さん面接や人付き合いでも
何で自分の弱みを伝えたがろうとするんでしょうか。
知ってもらってどうして欲しいんですか?

前から言ってますように、私なんか自閉症ですよ。
双極性もあるし、加えて学習障害も持ち合わせてます。
細かく言い出すと限がない。

だけどパッと見は誰もわからないだろうし
そんな事いちいち知ってもらおうとも思いません。

自分の弱みになるようなとこばかり気にして
相手に気を遣ってしんどくなるくらいなら
自分の長所となるような部分だけを相手に伝えたらいいんですね。

それもわざわざ積極的に知らせる必要はありませんし
弱みも知ってもらう必要はありません。

例えば面接なら、自分の苦手な部分とか知ってもらわなくても
得意な部分だけ堂々とアピールしてやればいいんですよ。
自分の長所はこうだと、それだけ伝えればいい。

企業にとっては会社に貢献してくれて
揉め事や問題さえ起こさなければ特に不便はないのです。
自分にはこういう障害がありますとか
相手が不安になるような要素を伝えるから懸念されるんですね。

そんな事は業務上、どうしても伝える必要のある時に知ってもらえばいいのです。
最初から自分の事を気にかけてくれだなんてアピールをされても
それこそ最初から手が掛かりそうな人を、企業は採用する気にはなれません。

自分は手が掛かりますよではなく
会社のために貢献しますよと
自分の長所だけをアピールすればいいんです。

それでも不採用であれば、単に企業が求めてる人材とは違っただけの事ですから
不採用の理由を自分の短所のせいにして、特に気に病む必要はありません。
短所をアピールして不採用になるから
またか、これからどうしたらいいんだと不安になるのです。

相手に振り回されるのではなく
自分の方から上手くコントロールしてやる。
例え障害を抱えてても、相手の言いなりになる必要はありませんよ。

仕事というのは、人から言われて与えられてするからしんどいわけで
自分が組織の中で上手く立ち回れるような環境を自ら作って行けば
快適に働く事も、ある程度自由にコントロールする事も可能なのです。

自分の人生だって同じです。

つまり、人に弱みや短所なんかアピールするくらいなら
自分の得意とするものや長所をアピールして
自ら快適な環境を手に入れた者勝ちだという事ですね。

自分の弱みですら強みに変えられると
人生がより裕福になりますよ。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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