1分でわかる、精神的苦痛からの解消法 ~悩みという時間の概念~
今まで感情はあったけど
私には心が無かったように思う。
それがおばあちゃんの死によって
心を与えてもらったんだと今になって思う。
初めて心が生まれた瞬間。
自分の中に、心というものを感じた瞬間とでも言うのかな。
おばあちゃんの魂が私の魂の一部に。
今思えば、それから私の中に
今までは無かった心が生まれたように感じるのです。
それまではただ感情的に生きてただけで
自分の好きな事だけ、やりたい事だけやりたいように生きて来た。
他人に興味もないし(これは今でも変わらないけど)
思いやりとか気遣いとか全くして来なかった。
人の事なんてどうだっていい。
全部自分中心。
感謝が足りなかったと言うのかな。
足りないと言うのか、当たり前である事の有り難みが
今ひとつわかってなかったのかもしれません。
もちろん今でもまだまだわかってないだろうし
出来てるのかと言えば全然出来てないと思う。
まだまだ小さい、ちっぽけな心だけど
心って何なのか?
大切な人がちゃんと教えてくれるんですね。
気づかせてくれるんです。
今になってありがとうと感謝するんだけど
今になってごめんなさいと後悔するんだけど
今はもう居ないんですよね。
伝えられないんですよね。
だけどちゃんと私の魂の一部になって受け継がれてるから
この感謝の心を、今度は私が皆さんの魂の一部になれるように
これから頑張って一生懸命に生きていきます。
死んでからではなく、生きている今こそ
魂を磨いて人生を照らし、輝かせましょう。
人の命は魂の一部となって、永遠に受け継がれていくのです。
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎
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