超ゴム理論の応用 ~年齢によって時間の感覚に違いを感じるワケ:前編~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:相対性心理学・時間・空間学(時空学)

皆さんは、スピードって常に一定だと思ってませんか?
確かにある対象を計測すると、その対象の持つスピードは実測値のままですが
実はスピードというのは、観測地点や距離によって
実際の速度が変わって来るんですね。

対象そのもののスピード(実測値)は変わらないのですが
計測者側の計測地点や対象との距離によって
計測対象のスピードが早くなったり遅くなったりと、体感的な感覚が変わるのです。

体感的にスピードが変わるとはどういう事でしょうか?
これは私の超ゴム理論を用いて説明が出来ます。

まず最初に、現在も宇宙は膨張し続けており
その様子は長い時間をかけた、爆発の途中であると以前にお伝えしました。
そして膨張速度は落ちるどころか、現在も加速度的に増しています。

つまり、膨張の先端に行けば行くほど
どんどんスピードは増していくんですね。

この時点で、スピードは常に一定ではない事がわかります。

ここで超ゴム理論の登場ですが
ゴムには伸縮率があり、引っ張れば引っ張るほど
先の方はどんどん伸びていきます。

しかしゴムを伸ばし始めた最初の地点は
伸びるスピードは落ちていくんですね。

伸ばしてる先端のスピードは落ちる事はありませんが
伸ばし始めた開始地点は、伸びるスピードが緩やかになっていくのです。
つまりゴムの先端と元の計測地点とでは、スピードが異なるという事。

ゴム全体を一つの対象物として見ると(計測すると)
ゴムそのものが伸びるスピードは一定ですが
ゴムを宇宙規模にまで広げた対象物として見れば
計測者はゴムの中にいる(ゴム上から計測してる)事になり
ゴムの計測地点や位置・距離関係によって、そのスピードは異なるというわけですね。

これは、時間の流れは場所によって異なるという事にも繋がります。

例えば私たちの存在している空間とブラックホールとでは
時間そのものの流れが違いますし
ブラックホールの果て(先端から先、宇宙の外側)では時間自体が存在しません。

この事象を踏まえれば、宇宙規模でスピードを計測する場合も同じで
ある一定の速度で動く対象を計測した場合
その距離が近ければ近いほど、計測速度に大きな変化は見られませんが
計測地点が変われば、速度そのものも変わって来るというわけです。

参考までに、光の速度はどのような条件下であっても常に一定であるように思いますが
その光ですら、ブラックホールでは自ら光を放つまでのスピードには至りませんから
やはり速度は常に一定ではない事がわかります。

もう少し厳密に難しく言えば、光の速度は一定であっても
時間の存在しない所では速度自体も生まれないし、存在もしません。

ただし光速は、あらゆるものの速度を計る上での基準にはなるでしょう。
(私自身が、この時点で説明の限界を感じてますので
上手くまとめられない事をご了承願います)

ここまで、スピードは常に一定ではない事を宇宙規模で説明して来ましたが
この違いは、人間が年齢によって感じる時間の流れ方や
感覚の違いについても同じ事が言えます。

その真相は、後編で詳しく説明させていただきますね。



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