「どうしたらいいですか?」の質問にお答えします

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:人間関係・コミュニケーション

人間関係やコミュニケーションについては
いろいろと悩みが生まれやすいですが
どの悩みも、同じ一括りとして考えない事。
人によって、悩みによって、相手によって
それぞれケースが違うわけだし、違う対応が必要です。

なのにどんな悩みも同じ、一括りにして考えるから
上手く対応出来ないんですね。

自分はもちろん、相手もその時の気分によって
対応のしかたも変わってきます。
悩みなんて、いつも同じ状態ではないんです。

だからこそ、自分の意見や思いをはっきり表現するのは大切ですし
相手の意見や思いというのも、しっかり聞き入れる必要があるんです。

そうでないとお互いそれぞれが
自分の主張をぶつけ合ってるだけになるから。
歩み寄りなんて出来たもんじゃありません。

それは違うだろとまず否定する前に
相手の主張するものを客観的に考えてみる必要があります。

どちらか一方が折れたらそれで解決ではないんです。
お互いが納得をして、折り合いをつけて
そうしてそれぞれ個別のケースで見ていかなければなりません。

対人関係に限らず、悩みを全部同じように対応していると
必ず行き詰まります。

あなたにはあなたにしかないケースなんですから
他人と同じ方法で上手くいくだろうなんて考えが
そもそも間違いなんですね。

自分と関わる人は全員と仲良くしなければいけないなんて
無意識に思い込んでませんか?

悩みがあって、それに対してどうすれば良いかなんて答えは
既にいくらでも出てます。
答えのパターンなんていくらでも用意されてますし
決まってるんです。

しかしあなた自身が、その答え通りにやるかどうかは
また別問題なんですね。
だからなかなか解決しないんです。
あなただけのケースとして見ていかないから。

こういう風にした方がいいとか
他人の答えやアドバイスじゃなくて
あなたが自分の出来る方法でやっていかなければ
他人の答えやアドバイスなんて何の意味も成しません。
だから個別に見ていく必要があるんです。

人はよく、自分の悩みに対して
何々なんですけど、どうしたらいいですか?
何て答えを求めます。

どうしたらいいですか?なんて質問は
教育現場で使う質問であって
悩み解決の現場では使いません。
また、使う必要も意味もありません。

答えを求めるというのは、先程ご説明した通り
あなたの解決にはなりませんから
どうしたらいいか答えを質問するのではなく
まずは相手に話を聴いてもらうんです。

自分の考えや思いを話す事で
答えというものは自然と見えてくるものなんですね。
だから聴いてもらうんです。
他人の答えを求めるんじゃないんです。

心理カウンセリングや傾聴が
悩みを解決するのにいかに重要で効果的であるか
ここまででおわかりいただけたと思います。

もしわかってなくても、ちゃんとわかったとしても
あとはあなたが実際にその身で体験して
その効用を感じてみてくださいね。
そして実際に悩みを解決していきましょう。



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メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。


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宮本章太郎(心理カウンセラー)

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心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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