次々と問題を生み出す、自己中心的な考え方
最近巷では、半沢さんのご活躍が注目されてます。
半沢さんこと半沢直樹ですが
実在の人物ではなく、ドラマのお話です。
このドラマでは、私利私欲にまみれた憎い上司に
半沢直樹が責任を負わされたり
理不尽な要求を突き付けられたりするんですが
その仕返しをする、やり返す様が反響を呼び、注目されてるんですね。
いわゆるパワハラや職場イジメに立ち向かう
戦うサラリーマンのお話です。
その仕返しの方法が強烈なんですが
汚いやり口には更に汚いやり口で
やられたら倍にして相手にやり返すんですね。
最終的にはどっちが酷い奴なんだと思うくらい
徹底的に憎い上司を追い込むんです。
しかし半沢さんも、やられたら倍にして返すんであって
基本的には良い人なんです。
良い人といっても性格的に良い人なのではなく
あくまで性善説としての良い人であり
時には感情的になる事もあれば、誰にでもいい顔をする八方美人でもありません。
何せ上司からすれば、事あるごとにいちいち楯突いて来る
嫌な奴なんですから。
もちろんこれはドラマでの話ですから
現実であんな振る舞いをしてたら、即クビが飛ぶでしょう。
このドラマから私が学べると思ったのは
半沢さんみたいにやられたらやり返すのではなく
やられたら恩で返すようにしてみる事です。
ドラマでは本当に理不尽な上司からのパワハラですが
現実社会で同じようなパワハラがあっても
何だこのクソ上司めと相手を憎むのではなく
自分のためにいろいろと教えてもらってるんだ
勉強になります、ありがとうございますと
恩返しする気持ちで相手の方と接するんですね。
もちろん本当のパワハラは、相当な精神的苦痛を伴いますし
そんな事を思ってられるような状況ではないでしょう。
しかしドラマとは違って現実では
イジメといってもそこまであなたを憎いと思って
懲らしめてやろうと思ってイビって来る上司ばかりではないと思います。
法的処置に訴えないといけないような、本当のパワハラやイジメでない限り
何でも直ぐにパワハラだパワハラだ、嫌な上司だと思うのではなく
このご恩は倍にしてお返しいたしますと
後になってその上司を見返してやるくらいのつもりで
仕事に励んで取り組んでみるんですね。
性善説によれば過去にあった憎しみも
優越感や自己の成長によって、恩で返せるようになるんです。
感謝の気持ちを持って、相手を見返す事が出来るんですね。
そのためには、今努力をして頑張らないといけませんけどね。
ドラマでは、やられたら倍返しにして憎い上司を追い込むんですが
現実社会の中で生きる私たちは
後で見返してやるつもりで、あの時はお世話になりましたと
恩で返すようにしてみるんです。
そうすると、今このツライ現実でも頑張れるようになりますし
いつかいつかなんて思ってるだけではなく
そのいつかのために努力するようになりますから
もしかすると、本当に後でその上司を見返せるようになるかもしれませんし
そこの会社組織内ではダメだったとしても
人として大きく成長出来る事は、間違いないだろうと思います。
人生で大切なのは、会社で所属するあなたの地位や
労働条件が良いかどうかではなく
もっと大きな範囲での、あなた自身の人間的成長ではないかと私は思います。
それでも私たちは人間ですから、このクソ上司と思う事もあるでしょう。
しかし人は、基本的に性善説の上に生きてますから
誰でもただ憎いだけの、嫌な奴というわけではありません。
例え嫌な上司でも、自分の苦手な人にでも
必ず見習える部分はあるはずなんです。
そこに気づいて、その見習えるところだけを見習って
いずれ自分は人間的に立派に成長しますから
その時は感謝の気持ちを、恩を返させていただきますねと
今を一生懸命に生きていけばいいのです。
その努力が、いつか誰かに理解され
何かの形で実を結ぶかもしれないんですから。
例え誰に理解されなくても、その努力が自分への自信へと繋がり
結局はそれが、人に理解されて認められる事になるんですからね。
私はそんなあなたを、一生懸命努力する皆さんを応援します。
精神的なツラさは、心理カウンセリングでサポートさせていただきます。
私と一緒に今を乗り越えて、後で皆に恩返ししてやりましょう。
憎い人たちには認められなくても
あなたの努力は世間が認めてくれるはずです。
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