傾聴だけではダメ。フィードバックこそカウンセラーの腕の見せどころ
漠然とでも、カウンセリングを受けてみようかなと思ったら
あなたならまず、どういう事が気になるでしょうか?
人によって様々なので、お聞きしてみないとわかりませんが
ここでは少し、参考にしていただけるお話をしたいと思います。
カウンセリングを受ける際には、人の目が気になる事があります。
実際にカウンセリングを受けてる人は、どんな人がいるのか?
一つ一つ挙げていくと限がありませんので、漠然と申しますと
いわゆる普通の、一般的な方々です。
学生さんから主婦の方、社会人の方からご年配の方まで様々です。
むしろ一般的に見て、こんな人こそカウンセリングを受けるべきだ
なんて思うような人の方こそ、カウンセリングを受けに来られません。
それは、その人自身が自分に問題があると思ってないからです。
問題を他のせいにしてばかりで
それでイラついたり周りに迷惑をかけてらっしゃるんですね。
自分に問題があるなんて気づいてません。
ですから、そういう人に振り回されて困ってる、普通の人の方が
むしろカウンセリングを受けに来られます。
これはただの一例であって
お悩みの内容によってどんな人が来られるのかは様々ですけどね。
しかしどんな人が来られるにしても、カウンセリングを受けに来られる方は
別に精神的におかしい人でも、特別変わった人でもありません。
抽象的な言い方しか出来ませんが、ごく一般的な方ばかりです。
心療内科などの病院から、自分の思ってたのとは違うなと思って
カウンセリングの方に来られる方もいらっしゃいますよ。
病院じゃなくて、カウンセリングで良くなったという方もいらっしゃいます。
そしてもう一つ、カウンセリングとは何をするのか?
これが気になる方もいらっしゃるでしょう。
よく言われるように、とにかくまずはお話を聴く、という事ですが
それでどう解決するのか気になりませんか?
正直申しまして、私はあなたの問題を解決してあげられません。
ですが心理カウンセリングは、あなたのお話をお聴きして
そしたらどうしていったらいいのかを、一緒に考えていくんですね。
だからまずはお話をお聴きするんです。
聴いてみない事には何もわかりませんから。
一緒に考えていく事も出来ません。
もちろん、ただ聞いてるだけではありません。
ちゃんと心理療法に則ってお聴きし
カウンセリングを進めていくんですね。
問題を一緒に考えていく事で、問題解決のお手伝いをする。
それが心理カウンセリングであり、実際に解決へと繋がる事で
カウンセラーが問題を解決してあげるものだと
一般的には捉えられるのかもしれませんね。
心理カウンセラーは、学校の先生ではありません。
ですから問題の答えを知ってるわけでもないですし
解決方法や答えを教えてあげるものでもないんです。
なかなか一筋縄では解決出来ない問題に
心理学や心理カウンセラーとしての専門的な見地から
どうしたらいいのかを一緒になって考えていくんですね。
統合的にあなたを見させていただくんです。
もしカウンセリングを受けてみようかなと思って
ここがわからない、ここが気になるという事があれば
まずはご連絡ください。
カウンセラーは、あなたの何がわからないのかもわかりませんし
どういう事でお悩みなのかもわかりません。
しかし実際にカウンセリングをするにあたっては
しっかりと専門的な見地から
問題解決へのお手伝いをさせていただきますので
どうぞ遠慮なさらずに、わからない事があれば何でもお聞きください。
もし何も知らない他人の悩みを解決する時に、あなたならどうするか?
心理カウンセリングも、基本はこの部分と変わらないのです。
全てはここから始まるのです。
ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。
京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com