よくわかってないから悩む、遠慮のない人の生き方
例えば、カウンセリングとはこういうものだと
最初から先入観や、変に一つの固定観念を持っていると
実際にカウンセリングを受けてみても
自分の思ってるカウンセリングとは違うと違和感を感じますし
そのような違和感を抱えたままでは
残念ながらあまり、カウンセリングの効果もありません。
ここではカウンセリングを話しの例にしましたが
このように先入観や固定観念というものは
自己の成長を妨げてしまうんですね。
はなからそのように思い込んでしまってますから
それより外にまで考えが及びません。
自分の思いもよらない事が目の前で起こると
その事が到底受け入れられないんですね。
最初から、そんなはずはないと思い込んでますから。
(もちろん自分では意識してません)
だから成長にも繋がりませんし
思い込みが成長の妨げになってるんです。
そんな状態で物事に向きあっても
何か自分の身になるものはありませんし
固定観念によって客観的な判断(ものの見方)が出来ませんから
簡単に人の言葉に振り回されて
下手をすると騙されたり、操られるという事も起こるわけです。
この話はカウンセリングに限らず
どのような場面でも言える話です。
先入観や固定観念を持っていると、気づきが起こりません。
ですから成長にも繋がりません。
(参考・気づきの効用について:http://mbp-japan.com/kyoto/kyotocl/column/5536/)
そして成長は、何歳になっても終わりはありません。
何歳になってもしんどい生き方をしてる人は
成長を諦めたか、やめてしまった人だと言えます。
成長とは、目標達成や自己実現といわれるものですから
これで終わりなんて事はないんですね。
成長=体の成長や学校の勉強だと思ってたり
自分はもう大人なんだから
これ以上成長する必要がないと思ったら、その時点で成長は終了です。
それこそ成長なんて子供がするものだという
固定観念の思い込みなんですね。
ですから、これはこういうものだ、こうでなきゃいけない
こうしなければならないという先入観を持ってる人は
まずはその、先入観を取り除いてやる必要があります。
重い重い、固定観念という鉄の鎧を脱いでやるのです。
そうするとフットワークも軽くなり
周りをよく見渡せるようにもなるんですね。
心が軽くなり、今まで考えも及ばなかった
様々な事に気づく事が出来るのです。
しかしこの鎧は、自分一人の力では
そう簡単に外せるようなものではありません。
だから今まで自分の心を縛り付けてきた、固定観念なんです。
自分で簡単に着脱できるような物なら
こんなにも重く、心にのしかかってはいないでしょう。
この重い鎧を取り外す事さえ出来れば
柔軟な考え方が身に付きますから
問題への対処能力も高まるわけです。
そしてその取り外してやる方法が、心理カウンセリングだというわけですね。
とはいえ、そう簡単に取り外せるものではありませんから
ちょっとやったからといって直ぐに判断しないで
じっくりと向き合っていく必要があります。
もちろん早く脱がしてくださいの、人任せではいけません。
やっぱり人任せというのが
最も成長を妨げてしまうのかもしれませんね。
自分が考えるという頭がないため、人の言いなりにもなりやすいですし
植え付けられた先入観でしか物事を見られませんから。
もし違和感のようなものを感じたり
何となくしっくりこないと感じるような事があれば
その場ですぐさまこうだと決め付けず
一旦頭を冷やしてじっくりと考えてみるなり
もう少し根を詰めて向き合ってみるのもいいかもしれません。
その事が明らかに苦痛でしかない場合は
無理に続ける事がかえって害になる場合もありますので
ご自身で悩まれてるようなら、一度私にご相談くださいね。
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