職場に居ませんか?自分の段取りだけで仕事をするワンマンプレイヤー ~協調性のない人との関わり方~
企業が人を雇ったらまずする事は、仕事を覚えてもらう事ではありません。
その人という人間を理解・把握する事です。
仕事を覚えるなんてのは企業がするのではなく
雇われた側がする事です。
雇用主の側が、仕事を覚えてもらって満足してるようでは
そりゃ雇われた方は、覚えた範囲の自分の都合でしか仕事をやってくれません。
それが与えられた自分の仕事だと思ってるから。
それさえしとけばいいと思ってるから。
つまり、人材を活かすのは雇用主であって
雇われた人の能力や人格、あるいは性格に問題があるから
使えない人材になってるわけではないんですね。
やって欲しい仕事を個人の裁量に任せるから(本人が努力するようにと求めるから)
ついデキる人とデキない人を比較し、この人は使える使えないと優劣を付けて
評価するだけに終わってしまうんですね。
人材を活かすとは、そういうものではありません。
この人はデキるかデキないか、使えるか使えないかを見極める事が
企業のする仕事ではないのです。
そこで満足してるようでは、企業の成長はあり得ません。
ただ景気や需要に左右されるだけの
社会にとって特に必要のない
やがて衰退していくだけの企業に留まるでしょう。
企業のする仕事は、雇用の創出です。
その中で上手く人材を活用してこそ、企業の安定的成長が望めるわけですね。
そしたら今度は、人材の方から企業を活かしてくれるようになります。
人材が企業を支え、発展させてくれるのです。
つまり、仕事内容や事業内容そのものが重要なのではなく
人を活かせる企業こそ、社会に求められる、社会にとって必要な企業ですから
雇用の場を創出し、上手く人材を活用していく事によって
必然と経営基盤も強固なものになるんですね。
仕事を覚えてもらうなんて事は
雇われた側が最初にする事です。
企業のする仕事ではありません。
もちろん同時進行で、仕事を覚えてもらう事は必要ですし
詳細や細部まで、その人の全てを知る必要はありませんが
まずその人について、よく知る事をしてみてください。
企業がするのは、デキるかデキないかを見極めるのではなく
雇った人の中身を見極め、その人材を活かす事です。
京都カウンセリングラウンジでは
人材の見極め方や活かし方についても
心理学を用いた専門的な見地からサポートさせていただきます。
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