カウンセリング式、面接術

2013年1月19日

テーマ：仕事・生活・ビジネス

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

面接では、思った事の半分も言えません。
1つでも言えたらマシな方です。

いくら前日に、入念にシミュレーションしても
話したいことを順番に暗記しても
本番ではスッと出てきませんし
その通りにいくとも限りません。
時間の都合などで、必要最低限の受け答えしか出来ない場合もあります。

そんな時には前日のシミュレーションなんて無意味ですし
何の役にも立ちません。
むしろその事が頭にあるので邪魔をして
上手くいかないかもしれませんね。

そしたら何を話そうかと難しく考えるより
本当に必要最低限の、これだけはというものだけ頭に置いといて
その1つが言えたら十分だというくらいの気構えでいるようにしましょう。

もし向こうからの質問があれば
それこそシミュレーションなんて通用しないんだし
その場で思ったままを返答すればいいのです。

その場で答えられないような質問だったら
そもそもいくら頭をひねっても、答えなんて出てくるはずがありません。
その場で頑張って作った、ウソの答えなんですからね。

そんな事で頭を悩ましてるくらいなら
いっそ何も考えないで、どんな質問がきても答えられるようにだけ
意識を集中してればいいんです。

その通りにやろうとしたって
シミュレーション通りに上手くいきっこありません。

ぶっちゃけそれで（特に考えずに）ダメだったら
きっと他に何をしたってダメだと思います。
下手な事をするよりありのままの方が、相手にはわかりやすいんですから。

たしかに面接で選ばれなかったら
ショックとともに、自分が否定されたように感じるでしょう。

しかしそれは、あなたが必要ないからじゃなくて
あなたより他に条件の良い人がいたからなだけなんです。

もし面接で、あなたを否定するような事を言われたとしたら
そんなところに入らずに済んで、むしろ良かったじゃないですか。
無理に入ってもしんどいだけで、きっと長続きしませんよ？

ただ、そんな事を言われたまま引き下がるのもシャクなので
あそこは面接でこういう事を言うような所だと
大いに悪口でも言いふらしてやりましょう。

何も労働者側が弱腰でいる必要はありません。
私たちは雇用される側でもあり、普段は消費者（お客様）でもあるんですから
こちらから声を上げて改善を認識させるのも必要です。
横柄な態度で臨むと、自分たちが損をするんだとね。

例えその時はショックでも
考え方を変えればいくらでも気持ちを切り替えられます。
面接では気を張らず、胸を張って臨んでやりましょう。

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