無知なのは自分。相手がバカだからではない

2012年12月29日

テーマ：思考と考察・生き方を学ぶ

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

人のフリを見て
そんな事もわからんのか
そんな事も出来んのかと思うのであれば
相手に能力がないのではなく
自分にそういう能力があるという事です。

人は何も、自分のようにデキる人ばかりではありません。

そしたら皆さん
人の心理について詳しくわかりますか？
心理カウンセリングが出来ますか？

私にとってはそんな事くらいの簡単な事でも
他の人にとっては、それがわからないもんなんです。
簡単には出来ないもんなんです。
（実際のカウンセリングや心理学が、簡単なものというわけではありません）

だからこそ自分にそういう能力があるんであって
他人に何の能力もないわけではないんですね。

それはどんな立場の人でも同じです。

自分には出来ても、相手も同じように出来るわけではない。
他の人は簡単に出来るような事でも
自分にとっては一苦労である。

この事をわかってなければ
自分はそんなつもりじゃなくても
人を見下したような態度で接してしまいます。

そしたらそこに
人間関係での悩みが生まれますよね。

自分がわかってないからです。

相手が無能なのでも、何もわかってないからでもありません。
自分が無知なんです。

心理学は奥が深いですね。

私とて心理学についてはプロフェッショナルですが
他の事についてはさっぱりです。
その心理学ですらも
人に胸を張って威張れる程の能力があるだなんて
自分から言い切れるわけではないのですから。

ですから日々、常に学びを意識してるんですね。

そしてだからこそ
その中でプロフェッショナルと呼ばれる人が生まれるんであって
最初から誰も、その分野について専門の能力があるわけではありません。

そうやって人と人とが支え合って生きてるんですから
お互いがお互いの事を尊重して
円滑で円満な人間関係を築いて行きたいものですね。

そうすれば（自分の無知を知れば）
ちっぽけでつまらない事にこだわらない
心豊かな人生を歩めるかもしれませんよ。

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