現実での人間関係も、ネットと同じ感覚でいる人ほど人生にトラブルを招く
例えば今の時代ですと
何か美味しいものでも食べたいなぁと思ったら
ケータイやスマホでちょっと調べたら
近くのいろんなお店の情報が出てきますし
それですぐに食べに行けます。
お出かけスポットなども簡単に探せますし
お買い物も手軽に出来ます。
このように、お手軽かつ気軽さ
そして今すぐにといった感覚が
現在求められている、時代のニーズではないでしょうか。
企業のサービスといった、ビジネスの分野においても
これら時代のニーズに応える事で
成長に繋げる事も可能ですよね。
利用者にとっては、生活の面でますます便利になる
このデジタル時代のお手軽感覚ですけども
実はメンタルに関わる分野に関しては
このお手軽感覚が、豊かな人生を育むのを
逆に阻害してしまってる要因にもなっているのです。
心理カウンセリングを受けようとされる方や
クライエント様の中にも
近くのルームをちょっと調べて、お手軽に、そして気軽に
その日の内に受けられなければ
もうその時点ですぐに諦められる方や
自分の求めるニーズ(例えば距離や料金、営業日時など)とマッチしなければ
ここはダメなところだと、受けもしてないのに
勝手にご自身の中でレッテルを貼られるんですね。
自分主導・自分主体の評価を下すんです。
実際このような方が、どれだけ多い事か。
(それがいけないというものではありません)
自分が悩みを抱えて何とかしたいと思ってるのに
まるでお店選びと同じ感覚です。
相手が自分の期待や要望に応えてないと思いきや(事前評価)
それでもうここはダメだなんて評価を下す。
もちろん無意識の内にが多いですけどね。
悩みというのは、詰まるところ、自分が何とかするんです。
もし相手に(他の人間や心理カウンセラーに)
自分の悩みを何とかして欲しいと求めるなら
あなたは相手から言われた事に
素直に従いますか?実行しますか?
そしたらもしかしたら
あなたの期待に応えて、悩みが解決するかもしれません。
相手はあなたの期待に応えてくれたんだから
あなた自身は万々歳なはずですよ。
しかし本当にそれで、あなたは満足すると思いますか?
すぐに、そしてお手軽に
自分のニーズに応えてくれるものだけが
決して優良であるとは限らないのです。
ケータイやスマホで
簡単に自分のニーズに合ったお店を探せるのは
便利な世の中にはなりましたけど
心の悩みについても同じ感覚で思ってると
きっとこれから先も、本当に得られるものは何もないように思います。
本当に自分のニーズに応えられるものは自分自身なんだという事を
今ここで改めて振り返ってみて
ご自身の抱える悩みと、じっくり向き合っていきたいものですね。
心理カウンセリングは
あなたの何とかしたい、成長したい(自己実現)という
“想い(心)”にお応えするものですから。
<想いとは、相手の心を想う(寄り添う・応える)と書きます>
ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。
京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
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