生活保護の不正受給は、心理学上は何もおかしくない

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

生活保護費の不正受給が目立って社会問題になってます。

真面目に働くよりも、働かずして生活保護を受けてる方が収入が多く
この部分の格差も大きな問題ですよね。

不正受給(それをする人)自体の良し悪しはともかく、この問題
実は心理学的には全くおかしなところはありません。
元から不正受給を推奨するような、助長するような制度だからです。
起こるべくして起こってる制度だと言えます。

人のモラル、プライドといったものは
しょせん法律の中や社会全体から求められるものであって(全体意識)
心理学的に見ればあってないようなものです。
それを個人を批判したって、この問題は解決しません。

じゃあどこを改善、改革すればいいのか?
自ずと答えは見えてきますよね。

不正受給者を責めてたり取り締まりさえすれば
この問題は解決しますか?

法律上やモラル、制度からすれば問題はあっても
心理学的には何の問題もない、この不正受給という行動。
本当に心理学的に見れば、何一つ個人を責めるような部分がありません。

だからといって不正受給を推奨してるのではありませんし
そういう行動が正しいですよと言ってるのでもありません。

この問題から見えてくる、人の行動の部分や心理面などは
他の心理カウンセリングで扱ってる問題と
根本的なところが全く一致してますので
実に面白い問題だなぁと、個人的には興味深いですね。
そこから様々なものが見えてきますし、いろんなものが読み取れます。

私個人が、この問題(制度)を取り扱ってるわけではないので
不正受給者に対してを何とかする事は出来ませんが
現在生活保護を受けてる方や、不正受給をしようとするご本人に対しての
心理的援助は可能です。

今の現状が良くないとわかっておられるなら
このままではいけないし、何とかしたいとお考えなら
生活保護よりも、心理カウンセリングを受けてみる事をオススメします。

生活保護費という、目の前だけで起こってる狭い問題ではなく
もっと大きな、根本的な問題についてを改善していきましょう。



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宮本章太郎(心理カウンセラー)

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