カウンセリングの保険適用について
もちろん心理カウンセリングもそうですが
人の悩み、心の問題をビジネスとして扱う事に
賛否両論、いろんな意見があると思います。
心療内科や精神科でしたら、医療としての立場なので
一見ビジネスとは別のものとして考えられますが
お金を払ってサービスを受ける(利用する)という点では
ビジネスと何ら変わりはありません。
ビジネスと言うと、=お金儲けと考えてしまいがちですが
ここに間違いがあり、問題であると私は思うんですね。
あなたの悩みがお金(ビジネス)の対象なんじゃなくて
心理カウンセリングというサービス
システムそのものが既にビジネスなんです。
これは医療としての心療内科なども同じで
つまりあなたがビジネスの対象にされてるのではなく
あなたが何かサービスを受けたいと思い
それに対して利用できる環境が用意されてるもの
これがビジネスであるわけです。
ビジネス=お金儲けではありません。
あなたの望む需要に応えるもの
つまり需要と供給(提供)がビジネスだというわけです。
ですからいくら人の悩みをお金の対象として扱ったところで
そこに需要がなければビジネスとしては成立しません。
悩みを扱う側の意識(倫理観)に問題はあっても
ビジネスという観点から見れば
心の問題に金銭のやり取りが発生しても、何らおかしな点はないのです。
むしろそれであなたの抱える問題が改善されるなら
ビジネスであろうとお金を出してもいいと思いませんか?
私は心の問題じゃなくても
何か自分の得たいものの対価として、お金を使うのは妥当だと思いますけどね。
無料のサービスやボランティアなどは
それはそれで存在して利用すればいいと思いますけど
一銭も自分のお金を使わないという事は
言葉は悪いかもしれませんけど、良くも悪くもあなたにとって
しょせんその程度の価値のものでしかないのです。
価格設定に内容が見合わない
利用したくても自分には手が届かないし
そもそも贅沢だというような場合には仕方ないですが
今や介護サービスでもタダではしてくれません。
自分が快適に過ごしたければ、それに見合った対価が必要なんですね。
このやり取りこそがビジネスなんです。
決してお金儲けがビジネスなのではありません。
拝金主義やお金儲けの手段としてビジネスを利用しようとするから
そんな個人の私腹を肥やされるような事の対象として
自分の心の問題を扱われるという事に、どこか抵抗が生まれるのかもしれませんね。
物事は捉え方によってずいぶん変わってきます。
頭で捉え方を変えれば良いという事はわかってても
なかなかどうして変えればいいのか具体的にはわからないものです。
そんなわからない事に道筋を立てて考えていく。
これが心理カウンセリングなのです。
あなたは自分の価値にいくらお金を使えますか?
他人にお金を取られるんじゃない。
自分に対して価値のある投資をするわけです。
つまり、将来自分への財産になるんですね。
そして心理カウンセリングは、そんなあなたの需要にお応えします。
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