キレイ事ではない心理カウンセリング

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理カウンセリングについて

カウンセリングって人助けでしょ?
だったらどうしてお金を払わなきゃいけないの?

心理カウンセリングを
ボランティアか何かと勘違いされてる方や
疑問に思ってる方もいらっしゃると思います。

心理カウンセリングは
決まった時間と場所、そして料金をいただき
心理カウンセラーとクライエントが
お互い合意の上で行われます。
いわば心理カウンセリングはビジネス(契約)です。

ビジネスだからこそ
お互いの権利が守られた上で
安全に(心の安全)カウンセリングを行う事が可能なんですね。

ビジネスとして成立してない状況
例えば家族や友人関係として悩みの相談をしても
お互い感情で向き合ったりしますし
適当に話を聞かれてても、他の人に秘密をバラされても
相手に文句を言えません。
そこに安全が約束されてないからです。

しかし心理カウンセリングは
決まった時間を設け、料金を支払って
ビジネスとして(契約)カウンセリングをするからこそ
お互いの利権が守られるんです。

そこにはもちろん守秘義務もあります。
いい加減な取り扱いは、お互いの信頼関係もそうですし
社会的な信用問題にも繋がります。

これらは全て、カウンセリングがビジネスだからこそ成立するのです。
家族や友人同士だと、結局はお互いの関係性でしか
話し合いが出来ません。

学校の先生や会社の上司でもそうですよね。
いくら遠慮せず、何でも相談してくれなんて言われても
実際はまともに本音で相談なんて出来ません。

もし勇気を出して相談したとしても
やっぱりやめとけばよかったと、後悔するハメになるでしょう。

これは相談がビジネスではないからです。
お金のやり取りが発生しない、ただの日常会話だからです。

ここが心理カウンセリングと
人に悩みを打ち明けるだけのお悩み相談との違いです。

しかしいくらお金のやり取りがあっても
親しい間柄の人を相手に、基本的にカウンセリングは成り立ちません。

これはどういう事か説明しなくても
これまでの話の中で何となくわかっていただけると思います。

だからこそ第三者に相談する
しかもしっかりと時間を決め、料金を支払って
カウンセリングを受けるという事は
それ自体にカウンセリングがカウンセリングとして成立する意味があるんですね。

でないといい加減で、お互いの関係性や
それぞれの都合とさじ加減の上でのカウンセリングになってしまいますから。

カウンセリングは一種の契約です。
世の中にあるビジネスと同じです。
だからこそ悩みに対して真剣に向き合う事が出来ますし
専門的なサポートを提供できるんですね。

家族や友人、あるいは他の相談機関などで話しても
何も変わらないとお感じなら
ぜひ心理カウンセリングを利用してみる事を
私はオススメいたします。



ご意見ご感想、あなたの聞きたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。


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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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