学生さんにも役立ち仕事にも活かせる!圧倒的な集中力を手に入れる、時間管理術

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

今まさに受験シーズンだ!これから受験シーズンだ!という方や
新卒で春から社会に出て働く方にとって
いよいよ時間というものが貴重になってきます。

しかし何だか毎日やる気もなくてダラダラしてしまう。
このような方はいらっしゃいませんか?

はい、それで結構です。

人は特に目標もなくする事もなければダラダラしてしまうものです。
何かしたいなぁ、しないとなぁと思ってても何も出来ないのは
あなたがダメ人間だからではありません。

つまりこれが何を意味してるのかというと
これをやるぞと何か目標を持つと、人は動くという事なんですね。

朝起きるのでも考えてみてください。
学校や仕事など、行かなければならない事があるから
やらなければならない事があるから
仕方なくでも無理やりにでも頑張って起きますよね。

これが特に何もないとすると
急いで起きる必要もありませんから
ダラダラと寝て過ごし、動く必要がある時にようやく起きるのです。

人は自分にとって必要のない事を無理してまでやろうとはしません。
しなくちゃいけないから仕方なくやるんです。
(人の基本的な心理構造の話ですよ)

ただでもやらなくちゃいけない事があるのに
どうしてもダラダラしてしまう。
いざ始めたはいいけど集中力が持続しない。
こういった場合にはどうしたら良いかですね。

例えば受験勉強を例に取り上げてみましょう。

普段の受験勉強ですと、試験日に目標を定めて
それまでは人それぞれ
自分のペース配分や気分によって勉強すると思います。

それが悪いというわけじゃないですけど
これでは遠い目標はありますが、目の前はまだ余裕がありますから
ついついダラダラしてしまいがちになります。
試験日までに何とかすればいいんですから。
そして最後になって慌てるようになるんです。

このダラダラ感を解消するために、ここで時間管理術の登場です。

そうです、これから取り組もうという事に
何か目の前に小さな目標(ここでは時間)を設定するんです。

試験当日なんて考えてみてください。
設けられた時間内に回答しないと
言い訳したって何したって合格は出来ません。
何とかその間に終わらせようと必死で取り組みます。

これが集中力を持続させる秘訣です。

やるぞと決めたなら、まず時間を設定してやるんです。
仕事でもそうですよ。
大雑把ではなく、単位ごとに細かく設定してやるんです。

例えばこの作業は1時間で済ますぞ、1時間の内に終わらせるぞなど。
もっと細かくして、早く済むような作業であれば
15分の内に済ませようだとか、10分以内に終わらせるというように
タイムリミットを設定してやる。

そうするとその間は、人は集中して取り組むようになるんですね。
その間にダラダラしてたら時間が来てしまいますから。
しかも考えて取り組むので、頭も使い作業効率も捗るというわけです。

ここで大切なのが、もし時間に間に合わなくても
自分を責めたりイライラしない事。

こうなるともう出来なかった自分にしか意識がいきませんので
失敗するような方法を次もやろうとは思いません。
例え時間内に出来なくても失敗だと思わないでください。
出来なかったらその作業にはどれくらいの時間が必要なのかと
次の時の目安になるでしょ?

そしたら次はもうちょっとリミットを延ばしてやればいいんです。

このように一つの作業に目安を付けると
自分の作業効率も見えてきます。(実際にかかった時間を書き出してもいいですね)
その作業にはどれくらいの時間が必要なのかがわかると
次から工夫して取り組む事が出来るようになり
自然とスキルアップも図れるのです。

時間内に何をしてたかを振り返って反省するのは構いませんよ。
それはむしろ積極的にやってください。
ただ出来なかったからといって、失敗だとは思わないでください。

その間にやるという集中力を生み出すための、単なる方法なんですから。

このようにダラダラせずに効率良く物事をやるには
細かい時間管理が大切なんですね。

私なんかでもこの方法を使って取り組む場合には
物凄い集中力で取り組めますから。

心理カウンセリングなんかまさにそうですね。
時間も決めずにダラダラやってても何の効果もありません。

きちっと決められた時間を設けて
その中で集中して取り組むからこそ絶大な効果があるんです。
ただ適当に時間を決めてやってるんじゃなくて
ちゃんと意味があってやってるんですね。

この方法で取り組む際に
途中で用事が出来たり、邪魔が入る事ももちろんあります。

そういった場合でも集中力を切らす事なく
必要であれば先にその用事を済ませて
またその続きで時間内に済ますのを目標に再開すればいいのです。
もしその時点で時間が過ぎてたらまた再設定すればいいのです。

用事が入ったから出来なかったと、言い訳なんて必要ありません。
出来なくても失敗じゃないんですから。
むしろそういう事もあるでしょう。
要はメリハリですね。

時間管理術に限らず、何か物事に取り組むにあたって
目の前に小さな目標を設定するというのは
人が行動するのに非常に大きな原動力となるんですね。

これであなたもダラダラ感を解消出来ると思います。
生活にもハリが出てきます。

ただやっぱり、やり方を知ってもそれをやるかやらないか
結局最後はあなた次第になりますけどね。



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