読書でなくリサーチするビジネス書
今回は、心理学や認知行動療法に興味がある人が、セミナーや本、ネットなどで学びや情報を得た際、知識として知っていると理解しやすくなる専門用語をお伝えします。興味がなければスルーして下さい。
最近の自己啓発の本を見ていると、「自己重要感」「自己効力感」「自己肯定感」「自尊感情」「自尊心」「プライド」などと、似ている言葉だけど違いがよく分からない用語がよく出てきます。
中でも「自己肯定感」と「自己肯定」を省略しているだけの同意語として捉えている専門家がけっこういるので、一応、自己肯定感と自己肯定の違いを説明しておきます。
「自己肯定感」とは、できないことがあっても「できない自分でも良い」或いは「あるがままで良い」と思えるで感覚で、人生の幸福度にもっとも深く関わっています。
自己肯定感が低い人は、自分を肯定するために条件を付けます。例えば、「時間があればできたのに」「○○さんが参加しなかったら成功していた」というような言い訳みたいなものです。
このように条件付きで自分を肯定する人は、他人のことも同じように考えています。例えば、「◯◯できるから、あなたが好き」「○○できないから、あの人は苦手」というように相手にも条件を求めます。
一方、「自己肯定」は、できないことでも「自分はできる」「自分は正しい」と自分自身に言い聞かせること。これも自己肯定感が低い人が行なう自己暗示みないなものですね。
ところで先日、再放送のドラマを観ていて「自尊感情」という専門用語が出てきたので、最近の視聴者はこのような専門用語も知っていて当たり前なのかと驚きました。
この自尊感情も自己肯定感とよく似ていますが少し違います。
次回はその話をします。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「他人の目を気にしなくなる思考法」
人目を気にする2つのタイプ
【小さな実践】
自分が起こした行動に対して、自身尊厳を大切にするあまり「○○だったら△△だったのに」というような条件を付けるクセがあれば自己肯定感を高める工夫をする