「5秒ルール」のまとめ 4

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

5秒ルールとは


面倒くさいことを後回りにして先送りする。朝、目が覚めてもすぐに起きれないのは、「後5分だけ」とか「今日は休みだから」などと脳が楽な言い訳をつくっているからです。

このような先送りの悪いクセを「脳が言い訳をつくる前に行動」して改善する、これがカウントダウンで行動する「5秒ルール」でしたね。

5秒ルールはカウントダウンで瞬発的に行動するので、行動を起こすツラさが小さくなります。脳の言い訳と付き合って、行動を迷うほどモチベーションが下がり、結局、脳の言い訳にひれ伏すことになります。

ON-OFF

カウントダウンで瞬発的に行動する時の、一歩目はハードルを低く最小にするのがコツです。例えば、「この仕事を今日中に終わらせよう」ではなく「とりあえずPCを立上げて1時間だけする」というように迷う時間を最小にしましょう。

洗い物をして、掃除をして、それから仕事に取り掛かるというルーチンを作っていると、「洗い物」「掃除」「仕事」それぞれのタスクを合計したストレスの重圧が覆いかぶさってきます。

このようなルーチンは、タスク処理だけにモチベーションを持っていかれます。どんな小さなタスクでも溜めずに、その都度タスク処理しておけば仕事だけに集中できます。

5秒ルールの応用


行動パターンを変える
何でも後回しにする先送りが小さなタスクを溜めるので、2分以内できることはすぐに行動し、時間がかかるものは小さく分散してその都度、達成感を得る

少し勇気が必要な時
新しいことにチャレンジする時、何か不安を覚える時、先で不確かなことを行なう時に瞬発的な行動を促す

ネガティブマインドをコントロール
悩みや心配事など気持ちの切り替えスイッチのON-OFFをする

究極の組み合わせ


そして私のオススメ「if-themプランニング」は「○○したら△△する」というように脳は「AならB」という行動の流れを記憶しやすい性質の仕組みと「5秒ルール」を組み合わせることを提案しました。

5秒ルールでif-thenプランニングをつくっても良いし、if-thenプランニングを5秒ルールにしてもOKです。自分がやりやすいように工夫して下さい。

実践しながら修正して1つでも成功例をつくると自信になりますからね。



あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「5秒ルール」とは? 1」
5秒ルールの使いみち



【小さな実践】
小さなタスクを溜めないコツは2分以内でできることを5秒ルールで速やか行なう


 

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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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