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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

OFFICE SAELA

コラム

課題の分離で人間関係のトラブル解決

2020年2月22日 公開 / 2020年4月8日更新

テーマ:関係性コンディショニング

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 人材育成 研修コーチング やり方キッズコーチング

職場の人間関係でトラブルになったり、ストレスを抱え込み過ぎて軽症ウツになることもあります。このような人間関係の悩みが解決すればほとんどの問題が解決するとまで言われています。

これらの人間関係のトラブルや問題が、どうして起こるのか自分の事例に当てはめて検証してみたところ、ほとんどが双方に課題の分離ができていない場合に起こります。

課題の分離


「馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない」という言葉があります。これは馬を水辺につれていくのは乗り手の課題だが、水を飲むのは馬の課題という例え話です。

馬は無理やりに水を飲まそうとしても欲しくなければ飲みません。トラブルになるのは相手の課題に土足で入り込むからです。

講座の参加者さんも質問で「子どもが勉強しなくて困っているのですが、何か良い方法はありませんか?」と聞かれることがありますが、これこそ子どもの課題に親が介入していますよね。

勉強せずに先生に叱られるのも、将来、受験したい学校に入れなかったとしても、全て子どもの課題です。子どもの感情が動かなければ、親から何を言われても行動しません。

母親が「勉強しなかったらパパのようになるよ」とか「良い大学に入れないよ」などと言うのは、良い学校に入れたいという世間体や親の支配欲。これは親の課題です。

このような課題の分離を見分けるには「するしないの選択をすることで最終的に責任を担うのは誰か」を考えると答えはすぐに出ます。上記の例なら、勉強しない結果、責任を担うのは子どもです。

承認欲求


課題の分離に繋がるのが承認欲求です。他者に認められたいから○○をするという考え方は、多少なりとも誰もが持っている承認欲求です。

「ギフトを贈ったのにお礼がない」とか「これだけ尽くしても喜んでくれない」など、寂しさや怒りの感情も課題の分離ができていないから出てくる感情。

ギフトを贈ることや尽くすことは自分の課題であって、お礼を言ったり、喜ぶかどうかは相手の課題です。このように課題の分離ができないまま承認欲求が強すぎると、何かとトラブルの原因になります。

昔は私も誰に対しても承認欲求が強かったので、自分の思うようにならない時にイライラしたり静かな怒りになっていました。

❤リボン

他者貢献


承認欲求が強かった私も、課題の分離ができるようになって「他者貢献」という考え方ができるようになりました。

他者貢献というのは、他者に贈り物をしても贈るだけで満足し、喜んでくれなくてもお礼がなくても良いという考え方なので究極の自己満足とも言えますね。

もし、子どもが勉強しなかったとしても黙って見守り、前に進めなくなったら少し背中を押してあげる程度で良いと思います。私自身が、そのように育てられ、勉強も必要になったらしたし、判断に困ったら親に相談していました。

課題の分離は一見、冷たく突き放すように感じますが、実は相手を尊重し信頼しているということ。課題の分離をせずに、子どものためと親の権威を振りかざしていると、承認欲求だけが強い子どもになりかねません。


あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

◇「人間関係の悩みの3大要素」
承認欲求は競争意識と課題の分離に繋がる

◇「コミュニケーション上手」
上手に承認欲求を使う



【小さな実践】
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