学びをオリジナルにするインプット法

小橋広市

小橋広市

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

前回は学びをオリジナルにするアウトプット法についてお伝えしましたが、今回は学び方、インプット(読む・聴く・観る)をお伝えします。

インプットの材料は、学校、研修・講座、本、YouTube、教育関連のテレビ・ラジオ、ホワイトボードアニメーションなど学び方は人それぞれです。

中にはアウトプットしなくても記憶に残ることもあります。私の例ですと、子どもの頃、ワクワクしながら読んだ漫画や、すぐ話が横道にそれる先生の脱線ネタなどは今でも記憶に残っています。

何故、先生の話が記憶に残っているかというと、この先生は身振り手振り・声のトーン・表情などの視覚的非言語が特徴的な先生で、私たち子どもの興味や好奇心を煽っていたので記憶に残りやすかったのですね。

アイデア

話が少し脱線しましたが、色んなことを多く学ぶより、学んだ先の目的を明確化する方が効率的です。つまり、量ではなく質の精度を高めるということですね。

現に何も意識しないでインプットだけしていたら1週間で97%も忘れるという研究結果が出ています。では何を意識するかをお伝えするにあたり大切なことが次の2つです。

自分に必要な情報のみにフォーカスし不要な情報は捨てる
インプットする際、明確な目的設定をする

私が研修やセミナーに参加した時のインプット法は、講師の話を聴くのを7としたら、ノートに書くのは3の割合です。聴いた内容を頭の中でまとめてポイントだけをノートに書いています。

このインプット法は、前文で述べたように聴いた話を自分の頭の中で整理して書いているので記憶に定着しやすいです。セミナーや研修の機会があったら試してみて下さい。


あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

◇「「コップの水で何時間しゃべれるか」 【コップの重さ】1」
ポイントを絞って必要のない情報は捨てる



【小さな実践】
自分が読んだ本の内容のポイントだけを10分くらいで他者に伝えられるトレーニングをすると記憶に残りやすくなる

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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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