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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

学びをオリジナルにするアウトプット法

2020年1月17日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: プラス思考 トレーニング人材育成 研修

質問があります。
月に3冊本を読んで3冊全てをアウトプットする人と、月に20冊本を読んで1冊もアウトプットしない人では、どちらが知識として残るでしょうか。

言うまでもなく前者です。何故このような結果になるのかというと、実はこのような「脳のしくみ」があるからです。

脳は外から情報が入ってくると、海馬というところに数週間一時的に保存されます。仮保存されている間に入った情報をアウトプットすると、脳は重要な情報だと認識し側頭葉に長期記憶として保存するので知識として定着します。
※海馬は記憶を一時的に保存し、削除するか記憶するかを分別する検閲所

脳科学

例えば、学校の授業をインプットとすると、授業7に対して復習や宿題3でアウトプットしても7対3で学習効率としては低いようです。しかし、塾などで復習や問題を解く割合を増やせば学習効率は格段に上がります。

では私たちが、セミナーや研修で学んだことをアウトプットするにはどのような方法があるか。それには2つの方法があります。

アウトプット法


1つ目は、モチベーションが下がっていない学んだその日に、友人や家族に「話すこと」話すことで学んだ情報が整理され、覚えたつもりが実は記憶になかったところも明確になるので、モヤモヤ箇所をその日のうちに復習することができます。

話す時に大切なこと。必ず自分がどのように受け取って、どのように応用できるか自分の解釈も加えて話すと、より知識として長期記憶に残りやすくなります。

2つ目は、学んだことをまとめながら「ノートに書く」です。学生が勉強する時にやるあれです。まとめながら書くことで、より自分の解釈が入り内容に集中できるので海馬が重要だと判断し長期記憶に残ります。


私のやり方は、本やセミナーで学習したことを、自分の事例や解釈を混じえてこのブログでアウトプットしています。切り口を変えながらアウトプットしているので、記事によっては、「これ読んだ」というのもあると思います(^o^)


あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「資格を取得するために実践した記憶法」
学習の方法と記憶するタイミング

「学びから伝えるまでを段階的に実践する」
学びを伝えることでアウトプット



【小さな実践】
インプットした学びは基の情報に加えて自分がどのように受け取り、どのように応用するか自分の解釈を加えてアウトプットする


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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