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コラム
認知症介護の情報は自らの行動で
2019年12月21日 公開 / 2020年10月25日更新
「遠距離認知症介護者の日記」のテーマの記事は、お袋が認知症になった初期の頃を記録として残すためにアップしています。
ここから2015年2月10日の話
お袋の食事を作るのも慣れてきて、今回は楽しい時間を過ごすことができた。
上の写真は、お袋がデイケアで作った柊鰯、節分の魔除けと今年の干支の羊。恥ずかしながら、柊鰯とはしらず、魚の骨だと言ってお袋と大笑いした(笑)
お袋はデイケアに行く日の朝は、いつもの朝とは様子が違う。妙にそわそわし、探しものをし始める。自分が持っていくバックの中を全部出してまで何かを探す。
何を探しているか尋ねてみると「わからん」と答える(笑)
服も着たり脱いだりまったく意味のないことをする。デイケアの人から聴いた話しでは、肌着の上にすぐ上着を着ている時があるそうだ。
誰でも外出前はそわそわするが、認知症の場合、どうして不自然な行動になるのだろうか。お袋の不可思議な行動を観ていると、楽しい時とイライラする時がある。
お袋の認知症は少しずつ進んでいる。
先のことも考えて、お袋には内緒で特養に予約申込みをしてきたが、待っている人が多く順番待ちの状態。特養の予約をしている際、担当の方が、次のような情報をくれた。
介護保険施設における、食費・居住費の利用者負担を軽減する【特定入所者介護(介護予防)サービス費】(負担限度額認定申請)市の介護保険の窓口で申請できる。
対象条件や手続きなど詳しく知りたい方は利用者が住んでいる市の介護保険窓口に問合せる。行政はこちらが聴かないと教えてくれないことが多いので、情報交換はしておきたいもの。
ここから現在
情報はこちらが積極的に、自ら出向いていかないと得ることはできません。
情報だけならヘルパーさんと仲良くしていると教えてくれる時もありますが、やはり、認知症の家族が集まるコミュニティに入ると、より有益な情報を得ることができます。それに同じ悩みを持つ仲間がいると、心強い味方になってくれますからね。
あなたにも気付きがありますように
【小さな実践】
認知症の家族が集まるコミュニティを自宅から近い場所で探してみる
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