早朝の2時間は宝の山
友だちに「あなたの強みはなに?」と聞かれたら、即答できますか? 私は年代によって強みは変わっていますが、一応、自分の強みは把握していました。
強みが即答できないということは、「強みを活かせていない」ということかもしれませんよ。私の周りにはいませんが、「会社に行きたくない」とか「愚痴や不満が多い」という人は、自分の強みを活かせていないのかもしれません。
強みや才能を知るということでは、最近、企業でも取り入れているネットで自己診断できる「ストレングスファインダー」は、全世界で1000万人以上が使用している自己診断ツール。
「さあ、才能(自分)に目覚めよう」というタイトルの書籍で、2001年に発売されて以来ベストセラーになり、一般的な自己分析手法として認知されています。
誰もが強みや弱みはありますが、この診断は、弱みを改善するより強みに意識を向けて活かす考え方に基づいた自己分析ツールで34種類の資質から、あなたに最も強く表れる5つの資質をピックアップできるようです。
ただし、5つの資質は、そのまんま強みではなく、「強みになる傾向の資質」なので、即、「強み」ではありません。普段からこの強みを意識して行動する事で、本当の強みに成長します。
診断を活かす
この手の診断ツールはいくつかありますが、どこで診断しても結果を納得するだけで、診断することが目的になっているので使いこなせている人はほとんどいません。
強みの要素が解ったら、その強みの活用事例や仕事を徹底的にリサーチし、その中から自分に合うものをチョイスし、どのような職場で活かせるか、どのようなスキルを身につけるかを分析しないと診断の意味がありません。
強みの活用事例や仕事は、会社とは限りません。独立起業する選択肢も出てきます。あらゆる方向性を視野に入れて強みを活かさなければ、いくら正確な診断が出ても星占いの延長でしかありません。
参考になれば幸いです。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「やりたい事→やりがい→天職を見つける」
やりたい事の3つの意識
◇「セルフコーチングが簡単にできる質問集」
価値観、強み、弱点、望み、トラウマ、制限されていること、ストレスなどを引き出すワーク
【小さな実践】
自己診断結果において、強みの要素を何に活用できるかを書き出してみる