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コラム
認知症という新たな個性との出会い
2019年8月4日 公開 / 2020年10月25日更新
この記事は2014年2月13日に実家の倉敷に帰る時の、私の心境を振り返ってみました。認知症になった母親と向き合うのは言うほど簡単ではありませんでした。実は、受け入れるまでが自分との戦いなんです。
だから残しておきたかったのです。
認知症を受け入れる
明日、倉敷に帰郷。というのも、半分は仕事、半分はお袋のこと。
この間からお袋の言動が少し変だと感じて、その様子をパートナーに相談したところ、認知症の疑いが濃くなり、病院で検査を受けることになった。
今回は、これまでの帰郷するワクワク感とは違い、正直、少し不安。冒頭に書いたように、この間まで私が接していたお袋とは違う感覚でコミュニケーションを取ることになる。
これまで、お袋の言葉や行動の変化にアンテナを立てていなかったので、少しずつ変わっていったお袋に、気が付かないどころか物忘れを責めていたことが悔やまれる。
とは言え、今更、後悔したところで始まらないし、限られた中で、私に何ができるか考えることにした。
重度の心筋梗塞で倒れる前の私だったら、自分ひとりで負担を背負うことに卑屈になって現実逃避し、できない理由ばかりを探していたと思う。
【小さな実践】
突然の出来事に対してどのような方法で冷静になれるか考えてみる
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