◯◯と◯◯があるとコラムネタに困らない
私は40代でメニエール症という得体の知れない持病を持つことになりました。メニエールは、ストレスによって発症する例が多いようです。私が発症した時期は、田舎から京都に出てきて間がない頃でした。
新しい生活環境や職場のストレスが半端ではなく、その上性格がとんでもないゼロ百思考。目的が決まるとそれに向けて行動しますが、一度、躓くと行動にブレーキがかかり問題が解決するまで他のことが見えなくなります。
それでも解決できれば前に進めますが、できなければ前にも後ろにも動けなくなる究極のゼロ百人間だったわけです。
ゼロ百思考は30点満点
今回は、私のような究極のゼロ百思考を改善する方法をお伝えしたいと思います。やることはとてもシンプル。あなたの100点満点の基準を30点満点にするだけのことです。つまり価値基準を少し修正するだけです。
現時点より少し前に進めたら良しとし、その都度、達成感を味わい、そこからまた少し前に進んで達成感を味わう。これが30点満点の考え方です。この考え方は、数年前に東京で8ヶ月間受講したビジネス塾の講師から教わりました。
山登りの醍醐味は、休憩地点から見る景色もそのひとつですが、登れば登るほど更に高いところからの景色が見たくなるものです。
30点満点の思考は山登りに似ています。30点満点、更に30点満点と積み重ねると60点満点の地点に立てます。そこから見る景色は明らかに30点満点の景色とは違う景色です。
達成感を味わいながら目標を定めていると、モチベーションを継続できます。何かやりたいことがあったら、完璧に計画するより30点満点思考で、とにかく実践してみる。実践すれば必ず結果が出るので、それを検証しながら改善していくこと。
いい加減な感じ
ここで私がお勧めするのは「いい加減」を一度経験してみることです。どういうことかというと毎日ここまでやると決めていることでも、しんどい時は少しだけやって今日はこれで終わりと考える。
毎日やると決めたことは、少なくとも継続しているので、これでその日は満足する。当然、意に反することをするので最初は気持ち悪くモヤモヤ感が残りますが、とりあえず継続することです。
そのうちに「いい加減」がなんとも言えないくらい心地よくなります。冒頭の30点満点の話と合わせて一度、お試しを。
【小さな実践】
ひとつのことで30点満点を取り続けると最終的にどうなるか体験してみる