伝わりやすい文章にするには五感を活用する

小橋広市

小橋広市

テーマ:怒りのエモーションコンディショニング

人は感情で行動するといいますが、感情を動かすのは五感。五感は言語がない時代から人間に備わった生存本能的なセンサーです。

例えば、キッチンでハンバークを焼くジュ~ジュ~という音が聴こえ、美味しそうな匂いが漂ってくる。テーブルに運ばれてきたハンバークは分厚くて美味しそう。口にいれると口の中で熱い肉汁が広がる。

この文章を読んで過去に同じような体験があると、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の全ての五感で、ハンバークを食べるイメージが浮ぶはずです。

このように五感を使えば、ほとんどの人がリアルに想像することができると思います。実はこの五感を使って感情をある程度コントロールすることができます。


私は、視覚、聴覚、嗅覚で、出来事を記憶するのが得意な右脳タイプです。金木犀の香りが漂い始めると小学生の頃の友だちの家の近所を明確に想い出します。

ある曲を聴くと、当時の付き合っていた恋人の表情、言葉、行動が昨日のことのように浮かんできます。これらは特定の香りや曲を聴いたことがトリガーになって、潜在意識から記憶を引き出しています。


地図

アンカリング


物事が順調に進んでいる時に、何度も同じ曲をBGMで聴いてポジティブなイメージづくりをします。コツは最も良い状態の時だけに絞って同じ曲を聴いて下さい。

仕事が進まない時、やる気が出ない時、落ち込んだ時、アンカリングした曲を聴くと気持ちが、穏やかになって落ち着きます。アンカリングは以前の記事でも書いているので参考にして下さいね。

オマケの話

話や文章に五感を入れると伝わりやすいですよ(^o^)




【小さな実践】
あなたはどのような感情が湧いた時、モチベーションが上がって行動できるのかを書き出してみる



 

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小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

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