マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

オンリーワン

2016年8月18日 公開 / 2016年8月23日更新

テーマ:強みと専門性の引き出し

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私が建築設計事務所を開業した当時の話。

開業する際、
勤務していた所長からの紹介で
最初の仕事は取れましたが、
後は鳴かず飛ばず。

京都には私より実績も能力も
優秀な建築士は山ほどいました。


当初は設計事務所がやりたがらない
リフォーム工事の設計ばかりをやってました。

どうしてやりたがらないかというと、

低コスト、面倒、地味、名前が出ない

新築ばかりをやっている
設計事務所は、ほとんどやりません。


その時に閃いたことがありました。

京都は狭小敷地、狭小住宅が多いので
狭小敷地、狭小住宅専門の設計が
得意だと営業すれば、今なら強豪はいないと


今でこそ、
狭小住宅専門のデザイナーは
多くなりましたが、当時は大工さんか
小規模の工務店さんがやる仕事でした。

なので、
狭小住宅空間デザイナーで
じゅうぶんエッジが立ってました。

エッジ

このように一見弱みに見えますが、
ちょっと視点を変えるだけで
競合がいない専門分野になります。

ここでエッジを立つと、
オンリーワンがナンバーワンになります。


すぐに競合が多くなりますが、
すでにその分野で長くやっていると
ノウハウがあるし、ファンのお客様がいるので
価格競争に巻き込まれることはありません。

これがブランド化です。


強みはあなたが苦しんだ中にあります。


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のビジネス
  4. 京都の人材育成・社員研修
  5. 小橋広市
  6. コラム一覧
  7. オンリーワン

© My Best Pro