早朝の2時間は宝の山
私の年齢になると、ある程度、
世の中の裏表を知っているので
大きな失敗を繰り返すことはありません。
そんな私も、
若い頃は、クレジットで買い物をしているうちに
どんどん借金が膨れ上がってしまったり、
大型バイクで走りまわり事故を起こしたり、
つまづきや失敗は、
多かれ少なかれ誰でもあると思います。
でもね、
同じ失敗のいつまでも繰り返している人、
これは自分自身が作っている脚本なんですよ。
脚本は、あなたの幼い頃に刷り込まれた
エピソードやトラウマが基になって
繰り返し繰り返し、あなたの人生ストーリーで
再現されています。
同じ誤ちを何度も繰り返す人もいれば
同じような流れでいつも上手くいく人。
私自身も、振り返ってみると、
何かしら同じ脚本の中で
相手役とシチュエーションを変えながら
何度も再現していました。
自分がどのような脚本を繰り返しているか
気付ければ修復できる可能性があるのですが、
これが、なかなか気付けないものなんです。
そんな中でも人生には
大きなターニングポイントがあります。
それはこんな時です。
大切な人が亡くなった時、
会社をリストラされた時、
生きるか死ぬかの大病をした時、
私は大病した際、
人生最大のピンチとチャンスを
同時に与えられました。
あなたも、
小さな変化は必ずあるはずです。
強い影響力ある人と出会ったり
大きな環境の変化などを経験すると
脚本の流れが変わります。
もし、あなたが同じようなことでつまづいていたら、
負のスパイラル脚本を少しだけ
軌道修正してみてはどうでしょうか。
例えば、
あなたの身近で出来ることは、
いつも通る往復路の行きと帰りを変えて
違う道を通っていると、
面白い店を発見することもあるし、
本屋に行っても
とりあえず本屋を一周して、
違うコーナーで背表紙を見ていると
衝撃的な本と出会えたりします。
些細なことでいいんです。
いつもの行動パターンから
一箇所だけ例外を作ってやると
視点も感情も変わります。
Y字路を思い浮かべて下さい。
同じ方向に向かってて
ある地点の別れ道で右か左を選ぶだけで
先ではまったく違う人生になります。
まずはあなたができることから
たった一つの例外を作ってみませんか。