【先人の教えを活かす古典ヨガ。「気づき」の大切さ】
毎日朝晩、瞑想をしています。
もともと座禅が好きで、円覚寺の居士林に5年ほど通っていました。
家で座るようになるまでは気が散って仕方なかったのですが、今はなんとも幸せな時間です。
目を閉じて静かに呼吸を感じることで、
今まで知識として学んできた、色々なことに気づき感じるようになりました。
今まで当たり前だったことが、すごく新鮮。
日々、自然現象に驚かされています。
「自然は間違えない」という、師の言葉を実感。
『パンチャマハブータス、5元素、五大、Five element』
仏教でいう、「地」「水」「火」「風」「空」です。
「火」 きれいですね。
火の特質としては、ご存じの通り熱と光を放ちます。
こちら、朝日新聞に「ブラックホール撮った」という記事が載っていました。
遥か宇宙の彼方に、光さえ飲み込む空間があるという事実!
その周りに、円安とかNATOとか本の広告が載っているのが不思議に思えました(´艸`*)
https://www.asahi.com/topics/word/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB.html
朝日新聞デジタルより
はるか宇宙の彼方で、何が起きているのでしょうね。
それと同じくらい不思議なのは、体内です。
例えば、前のコラムでお話した「マクロファージ」という貪食細胞。
ウイルスなどから身体を守ってくれているのですが、細胞をさらにズームしていくと粒子になります。
いったい私たちはどれだけの粒子で構成され、
いったいどれほどの生命システムで生かされているのでしょう。
そんな摩訶不思議を感じることが出来るのが人間ですね。
さて、好奇心と探求心をいったん手放してゆったりと瞑想を。
自分自身も、そこら中に充満している自然現象の一部であるのだなあと感じます。
「意識」や「時間」というのも、ほんの一時の感覚でしかないのかも知れません。
今という瞬間を味わう幸せ。
言葉や概念を越えた感覚を、古典ヨガの練習を通して味わってみませんか?
鎌倉ヨガ教室
中里えみこ