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伸びにくい膝を体幹から伸ばす意識付けのために  うまさきせつこのボディコントロール

2014年1月26日 公開 / 2014年8月22日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

伸びにくい膝を体幹から伸ばす意識付けのために




以前upした「前腿に力を入れずに背中から膝を伸ばす」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/42001/で、背中からの感覚がなかなかつかめず、
膝がポコッと入ってしまい、体から脚が遠ざかってしまうというご相談があったので
それにお応えする動画を撮ってみました。

このご相談の場合は、脚だけを伸ばす方に意識が行ってしまい
体幹は置き去りになっています。
前屈でも、脚を上げるのでも、全く同じなのですが
背骨のつながり、お腹の伸びがないと膝もつながって伸びてくれません。

背骨がつながり、お腹が伸びるための感覚を養う意識付けのために
動画のように頭の方に脚を持って行ってもらいました。
この時に勢いをつけて脚の力だけで上げようとすると、首がきつくなったり
うまく持っていけないこともあります。
頭と脚を中心から ← →  矢印のように引っ張りながら
ゆっくり脚を上げ、腰に手を添えて持っていくようにしてくましょう。

また、顎を上げていると首に負担がかかって痛かったり
息が苦しくなることがありますので、背骨の生えている方向に
首は伸ばしながら行うようにする注意が必要です。
顎を上げていると、それより先にはつながらないので、顎を上げないようにしましょう。
固い床でなく、マットなどを使用して行うようにしてください。

脚が着いたら、腰を高くしていくようにします。
腰が高くなるとお腹が伸びます。
背中を床に付けて膝を抱え込んだ時には、この状態は
「体幹の底」をまっすぐ頭の反対側に伸ばしているのと同じです。
腰を高い位置にしてお腹が伸びると、脚の先端方向に膝を送っていく感覚が
イメージできます。

この動画の方は膝を抱える状態では、ご相談と同じように
脚が遠ざかってしまい、体幹と脚がバラバラになっておられたのですが
動画のようにしてみると、イメージをつかまれて
元々の膝を抱える状態から膝を伸ばすことをもう一度された時には
背中が着いた時点で
「あ!もうできそうです!
さっきとは全然感覚が違うのがわかる!」
とおっしゃっていました。

この時に私は誘導もサポートもしませんでした。
自分で意識を高めて、自らつかんでらっしゃいました。
自分の意識でイメージできて、実感できたことは次のステージを産みだします。
セラピストの彼女は探究心が強く、どんどん質問が飛んできます。

それを横で観察していた方。
体がかなり固かった方で
腰を高く上げるのを「無理~!」と言ってらしたのですが
自分で見ながら、考えて、まだ膝を更に遠くに伸ばすのは怖がっておられるのですが
腰を高く上げることが出来ました。


この方が、自らトライされるようになったのをとても嬉しく思っています。
体の感覚って、自分から促されるように流れができていくものです。
いいスパイラルに入られたようです。

↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
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