こころの口癖<ユーモアのセルフトーク> ⑨ 「牛を見習え!」
こころの口癖<セルフトーク>その12回目。これまでいろいろなセルフトークの大切さについて触れてきましたが、何と言ってもこのセルフトークを上手に使いこなしているの、スポーツ選手。そしてその実例が、何とこの北京オリンピックのカーリング競技の中で明らかになりました。
それは今大会で感動の銀メダルを獲得した女子カーリングのスキップの藤澤五月選手!
彼女の左手に見事なセルフトークの文言が書かれていることが、メディアで話題になったのです。
なんと2月13日に彼女の右手に書かれていた文字は
「I am a good curler. I have confidence!(私は良いカーリング選手。私には自信がある!)」というフレーズでした。
以前、ボクシングの世界チャンピオンを決める大会前に、ある選手が試合前に鏡に向かって「yes! I can! 」と繰り返し唱え続けたというエピソードを紹介しましたが、これと同じように藤澤選手は「私は良いカーリング選手。私には自信がある!」と英語で書いて、それも見ながらあるいはこころの中でそのフレーズを唱えながら試合に臨んでいたのです。
そしてその後、イギリスとの決勝戦では
Move together.(ともに進もう)
Trust yourself.(自分を信じよう)
Have fun.(楽しもう)
と描かれていたという事でした。
Yahooニュース(2月20日)では
これには、カナダ放送局『CBC』でレポーターを務めるデビン・ハーロウ氏も、「日本のスキップであるサツキ・フジサワが毎試合、手にアファメーションを書いている」としたうえで、そのメッセージ内容を紹介。「スポーツと人生における名言だ」と呟いている。
と報道されていましたが、やはりこのセルフトークの重要性は世界でも認識されているのですね。
皆さんも不安や緊張が高くなった時、自分に自信を取り戻させるセルフトークの一言を用意しておきませんか?