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こころの口癖<セルフトーク> ⑫ カーリングの藤澤選手の左手に書かれていたのは・・

岸井謙児

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テーマ:こころの口癖・セルフトーク

こころの口癖<セルフトーク>その12回目。これまでいろいろなセルフトークの大切さについて触れてきましたが、何と言ってもこのセルフトークを上手に使いこなしているの、スポーツ選手。そしてその実例が、何とこの北京オリンピックのカーリング競技の中で明らかになりました。

それは今大会で感動の銀メダルを獲得した女子カーリングのスキップの藤澤五月選手!
彼女の左手に見事なセルフトークの文言が書かれていることが、メディアで話題になったのです。
なんと2月13日に彼女の右手に書かれていた文字は
「I am a good curler. I have confidence!(私は良いカーリング選手。私には自信がある!)」というフレーズでした。

以前、ボクシングの世界チャンピオンを決める大会前に、ある選手が試合前に鏡に向かって「yes! I can! 」と繰り返し唱え続けたというエピソードを紹介しましたが、これと同じように藤澤選手は「私は良いカーリング選手。私には自信がある!」と英語で書いて、それも見ながらあるいはこころの中でそのフレーズを唱えながら試合に臨んでいたのです。

そしてその後、イギリスとの決勝戦では

Move together.(ともに進もう)
Trust yourself.(自分を信じよう)
Have fun.(楽しもう)

と描かれていたという事でした。
Yahooニュース(2月20日)では

これには、カナダ放送局『CBC』でレポーターを務めるデビン・ハーロウ氏も、「日本のスキップであるサツキ・フジサワが毎試合、手にアファメーションを書いている」としたうえで、そのメッセージ内容を紹介。「スポーツと人生における名言だ」と呟いている。


と報道されていましたが、やはりこのセルフトークの重要性は世界でも認識されているのですね。

皆さんも不安や緊張が高くなった時、自分に自信を取り戻させるセルフトークの一言を用意しておきませんか?

子どもー2

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岸井謙児
専門家

岸井謙児(臨床心理士)

カウンセリング・オフィス岸井

カウンセリング暦35年。子供から大人まで、うつ・対人関係の悩み・発達障害・不適応・ひきこもりに関わる問題に丁寧に、かつ誠実に対応します。また全国から電話・スカイプなどでも相談を多数受け付けています。

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