こころの口癖<ユーモアのセルフトーク> ⑩ 「こんなフレーズも、有村架純」
さてこころの口癖<ユーモアのセルフトーク>、いよいよ佳境に入ってきました。これまで紹介してきた小杉なんぎんさんの名著(?)「大阪人の流儀」と「大阪人の格言」から今日は私のお気に入りのユーモアセルフトークを紹介しましょう。と言っても、両方合わせて実に140以上のユーモア格言・セルフトークが掲載されているので、選ぶ方も大変ですが、岸井の勝手な好みで10(ベスト10というわけではありません)紹介しますね。
1)「言いたいポイントは3つある・・・・」
・・・に何が入るかって?正解は「言いたいポイントは3つある、3つとも忘れたけどな・・・」そして「ま、とりあえず飲もや、飲んでいるうちにゆっくり思い出すから」と続くとのこと。
2)「サイン・コサイン・タンバリンでええがな」
「とにかく、ややこしいこと言わんと黙っとれ!」と言いたくなる時や、どう考えても筋道の通らない状況で、怒りや愚痴が喉元までこみあげてきた時に「まぁ、世の中いろいろ有村架純や。サイン・コサイン・タンバリンちうこともあるがな」とわれとわが身に語り掛けるセルフトークとして、やさしさとと悲哀にあふれたやんわりバージョン。
3)「わしの勘では、勘だけで、人生渡れる」
「そんなこと、何で言えるんや?」「わしの勘や」
4)「逃がした魚は大きいけれど・・・・」
「・・・」に何が入るでしょう?頭の体操です。
正解は「逃がした魚はおおきけど、不味(まず)いはずや!」・・・確かに。
5)「こどもは生きているだけで・・・」
これも頭の体操ですが、なかなかロマンあふれるセリフです。
正解は「こどもは生きているだけで、ファンタジーやなぁ」
6)「わからんことは、ロマンや、と言うことにしとけ」
これもなんだかようわからんけど、ロマンあふれるひとこと。まぁわからん時はマロングラッセでも食べとこ!
7)「売り言葉に、花言葉や」
おぉこういう言葉こそ、大阪人の愛にあふれるユーモアですね。「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せ」になんとなく、雰囲気が似てる、そんなわけないか。
8)「ほっとくようでほっとけへん、ほっとけへんようでほっとくのが・・・
「・・・」に入るのは、あなたの思ったとおり「子育て」。かみしめたい人生の知恵。
9)「ラブホのうえにも、きれいな月は出よるんや」
う~ん、なんとなく「大阪に生まれた女」の歌の世界ですね。下世話かつロマンチック。
そして締(し)めの言葉がこれ!