こころの口癖<ユーモアのセルフトーク> ⑩ 「こんなフレーズも、有村架純」
さてこれまで<マイナスのセルフトーク>を中心に見てきました。
ここ最近ニュースに取り上げられる悲惨な犯罪事件のなかで、このマイナスのセルフトークが積み重なって爆発へと破綻してしまったのだろうなぁと悲しくなる事件がいくつもありました。
決して容疑者をかばうわけではありませんが、いろいろな不幸や思うようにいかない事態が続くと誰でも社会や世の中を恨みたくなる気持ちはわからないではありませんが、それを実際に行動化してしまうのは決して許されないことでしょう。
こういう時に私たちはマイナスのセルフトークに汚染されている自分を自覚して、何とかプラスのセルフトークへと変換する努力をすることが大切ではないかと思います。
そこでまず今回は私自身も時折自分に語りかける努力しているフレーズを紹介します。
「お前は本当によくやっているよ」
私は以前気が付いたことがあります。
小さな子供はちょっとしたことでも自分の力でできた時、周囲が「よく頑張ったね」とか「すごいね」というような誉め言葉をかけてもらうことがあるのに、大人になると褒められることなんてほとんどない、という事でした。
結果が付いてきて当たり前、むしろ結果が達成できないことばかりが問題にされる、それはちょっと寂しいなぁ、ということです。それに気が付いてから「誰もほめてくれないのなら、やはり自分で自分をほめるしかないんじゃないか」と思ったのです。
そこで自分へのご褒美として考え付いたのが、このフレーズ「お前は本当によくやっているよ!」でした。
イヤホント、この言葉に理屈はいりません。今すぐ小さな声を出して、自分にこう言ってあげましょうよ、
「お前は、本当によくやっているよ!」
私から見ても間違いなく、「あなたは本当によくやっていますよ!」