汝の哀しき性(さが)に泣け
「世の中はしつこい、毒々しい、こせこせした、その上図々しい、いやなやつで埋まっている。
元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねる奴さえいる。
しかしそんな面(つら)に限って大きいものだ。」
夏目漱石先生の「草枕」からの一節です。
何があったのか知りませんが、よっぽど腹に据えかねていたんでしょうね。
「則天去私」なんて立派なこともおっしゃった口で、こんな言葉が聞ける人間臭さが漱石先生のファンにはたまりません。
確かに世の中にはいわゆる「迷惑な人」「困った人」と言うのは必ず存在します。そしてその被害者となる人も。最近は「(相手は)誰でもよかった」なんてはた迷惑な加害者もいますが、大抵の加害者はやはりターゲットとして人を選んでいるようです。
そのターゲットにされた人はたまったものではありませんが、中には「何度も」「いろいろな迷惑な人から」ターゲットにされやすいタイプの人もいらっしゃるのではありませんか?今回はそういうターゲットにされがちなあなたと「どうやって自分の身を守ればよいか」を考えてみたいと思います。
「困った人」「迷惑な人」の攻撃から身を守るには?