<選択制緘黙> 「話さない」のではなく、「話せない」のです。
このテーマでは、いくつかのこころの問題について簡単な説明をしてます。もしかしたら自分が当てはまると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも自己診断せずに、気になる場合は必ず信頼できる専門の医師に受診してください。私たちカウンセラーは診断はできませんが、メンタルなケアが必要な場合はお力になれるかもしれません。ご相談下さい。
さて今回取り上げるのは「統合失調症型パーソナリティ障害」の特徴について。「統合失調症型」と言われるぐらいですから、「統合失調症」の症状と類似した特徴をお持ちの方だろうと想像がつくと思います。簡単にまとめると、行動,思考,感情,等に際立った奇矯さ,風変わりさが感じられるということにあります。
DSM-5によると 1) 関係念慮(本来、自分とは関係ないはずの出来事が自分と関係がある事のように思えたり、自分にとって特別な意味があるように感じたりする心理的状況・症状) 2)過剰なぐらい迷信深かったり、千里眼・テレパシー等の魔術的な思考や信念を持っている 3)普通ではない知覚体験や身体的錯覚 4)奇異な接し方や話し方 5)妄想のような猜疑心 6)場に合わない不適切な感情 7)奇妙で、風変わりな行動や外見 8)家族以外には親しいと言える人はいない 9)過剰なほどの社交不安 などの特徴の内5つ以上があてはまる場合とされています。
独特の風変りさを特徴としますが、「パーソナリティ障害」自体がそもそも18歳以上を対象とするため、それ以前の年齢では自閉スペクトラム障害と区別が付きにくいことがあります。また成人しても、「自閉症スペクトラム症」と「統合失調症・統合失調症型パーソナリティ障害」「シゾイドパーソナリティ障害」の診断が難しいとい合われ、実際統合失調症として入院治療されている方々の中にも、多数の誤診があるのではないかと言われていますので、もし必要な場合は専門医の診断を受けてください。
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