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岸井謙児

カウンセリング歴35年、経験と信頼のカウンセリングのプロ

岸井謙児(きしいけんじ) / 臨床心理士

カウンセリング・オフィス岸井

コラム

「パーソナリティ障害」と言われる人たちの特徴

2016年10月31日 公開 / 2016年11月2日更新

テーマ:こういうことでお困りではありませんか?

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

このテーマでは、いくつかのこころの問題について簡単な説明をしてます。もしかしたら自分が当てはまると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも自己診断せずに、気になる場合は必ず信頼できる専門の医師に受診してください。私たちカウンセラーは診断はできませんが、メンタルなケアが必要な場合はお力になれるかもしれません。ご相談下さい。

さて今回から取り上げるのは「パーソナリティ障害」。「パーソナリティ」と言う言葉は日本語に訳せば「人格」ということになるのかもしれませんが、「人格障害」と言ってしまうと何だかちょっと差別的な響きがしてしまいます。「人格的に問題がある」みたいな。
そうではなくて、何よりご本人が一番生き辛さを感じていらっしゃる状況であって、それが比較的早期の家庭状況や環境的要因に影響されてきたのであろうという場合を指すことが多いようです。

その中でもいくつかのパターンに分けられています。それは、1)認知(自己・他者・および出来事を知覚し解釈する仕方)に問題 2)感情性(情動反応の範囲・強さ・不安定さ・適切さ)に関する問題 3)対人関係に関する問題 4)衝動の制御に対する問題 の4つの点です。それぞれの場合において、さらに11種類の具体的なパーソナリティ障害のタイプに分けられています。

大きく分けて、A群:認知上に問題がある場合は、「猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害」「シゾイド(スキゾイド)パーソナリティ障害」「統合失調型パーソナリティ障害」  B群:感情/衝動に問題がある場合「反社会性パーソナリティ障害」「境界性パーソナリティ障害」「演技性パーソナリティ障害」「自己愛性パーソナリティ障害」  C群:主に対人関係に問題がある場合、「回避性パーソナリティ障害」「依存性パーソナリティ障害」「強迫性パーソナリティ障害」、そして「その他のパーソナリティ障害」などです。

次回からはそれぞれについて簡単な説明をして行きたいと思います。

◇◆◇  こんなことでお困りではありませんか? ◇◆◇
<全般性不安障害>色々なことが気になって仕方がない 
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/54859/
本当にこれが怖いんです <限局性恐怖症>
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/54983/
<選択制緘黙> 「話さない」のではなく、「話せない」のです。
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/54987/
<身体症状症> 身体の不調が気になって頭から離れない
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/54991/
優等生で甘え下手な真面目な人に多い「適応障害」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/58203/
「愛着障害」のもう一つのタイプ「脱抑制型対人交流障害」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/58080/
<凍り付いたまなざし>と心から<人を信じられない>「反応性愛着障害」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/58047/
子どもと養育者の良好な絆が生まれない「愛着障害」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57928/
止めたいのにどうしても止められない「皮膚むしり症」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57924/
髪の毛や眉毛 まつ毛などを抜いてしまう「抜毛症」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57863/
捨てられないのか、溜め込みたいのか?「ためこみ症」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57717/
私は醜い・・・「醜形恐怖症」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57710/
こう言うことでお困りではありませんか?「強迫性障害」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57456/
自分ではどうしようもないもどかしさ・苦しさ「チック症群」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57185/
「不器用」という程度を越えて支障がある場合:「発達性協調運動症」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57182/
怠けているわけじゃない!LD(限局性学習症)
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57145/
実は本人も困っているんです「注意欠如多動性障害(ADHD)」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/57004/

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