<選択制緘黙> 「話さない」のではなく、「話せない」のです。
このテーマでは、いくつかのこころの問題について簡単な説明をしてます。もしかしたら自分が当てはまると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも自己診断せずに、気になる場合は必ず信頼できる専門の医師に受診してください。私たちカウンセラーは診断はできませんが、メンタルなケアが必要な場合はお力になれるかもしれません。ご相談下さい。
さて今回取り上げるのは「適応障害」。適応障害とは、ある特定の状況や出来事がストレスとなって、気分や行動面に症状が現れるものです。その症状は憂うつな気分や不安感から、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったり、そこから発展して、職場や学校での無断欠席や喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。症状だけみると一体どうなったんだ、と思わrがちですがよく観察すると、ストレスとなる状況や出来事がはっきりしています。ですからその原因から離れると、症状は次第に改善します。
適応障害は、その症状の特徴から、甘えやサボリ、仮病と誤解されがちな側面があります。またそれは周囲の目からだけでなく、適応障害で苦しむ本人でさえも、甘えだと誤解をしてしまう傾向があるので要注意ですね。誤解したまま自分を責めたり、周囲から厳しい目で見られることが長く続くと、逆にそれが原因となってうつ病に発展したりもします。やはり冷静で客観的な第三者(例えば医者やカウンセラー)の目が必要でしょう。
「適応障害」と言う病名は皇太子妃殿下の雅子様の状態で一躍脚光を浴びましたが、雅子様からもうかがい知れるように、決して甘えたな性格ではなく、真面目で責任感が強い優等生タイプであることが多いのです。自分を甘やかしたり、他人に甘えたりすることが下手で、何でも自分で抱え込んでしまうような傾向にあります。周囲の人も誤解することなく理解をしてげることが必要でしょう。
◇◆◇ こう言うことでおお困りではありませんか? ◇◆◇
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