<身体症状症> 身体の不調が気になって頭から離れない
このテーマでは、いくつかのこころの問題について簡単な説明をしてます。もしかしたら自分が当てはまると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも自己診断せずに、気になる場合は必ず信頼できる専門の医師に受診してください。私たちカウンセラーは診断はできませんが、メンタルなケアが必要な場合はお力になれるかもしれません。ご相談下さい。
さて今回取り上げるのは「発達性協調運動障害」。簡単に言うと、年齢相応の運動や技能に困難を生じて、それが学業や職業や遊びなどの日常生活に著しく影響を及ぼしている場合です。「自分は手先が不器用」とか「運動オンチなもんで」とかいう程度の方はいらっしゃるでしょうが、それが「取り立てて器用な方ではない」とか「スポーツは苦手」と言う程度ではなくあまりに日常生活に影響が及ぶ場合は確かに対応が必要でしょうね。
具体的にどういう運動に障害が表れるかというと、大きく分けて、1)粗大運動(走ったり跳んだり泳いだりといった全身運動)、2)微細運動(はさみを使ったりボタンを留めたり、蝶結びができなかったりといった手先の運動、3)構成運動(スキップをしたり縄跳びをしたり楽器を演奏するなどの組み合わせ運動)などがありますね。
年齢的にはまだ幼い頃に目立ちます。生活の中で何度も訓練することである程度克服もできますが、いつかできるようになるだろうと放っておかれて、丁寧に指導されていなかったり、失敗経験を積み重ねて自信を失くしてしまうこともあります。もし気が付かれたら塗り絵をしたり、編み物をしたり、一緒に運動をしたりしながら、楽しく練習を積むことが大事だと思います。粗大運動ならお父さんの出番、微細運動ならお母さんの出番かもしれませんよ。
◇◆◇ こんなことでお困りではありませんか?
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