ちょっといい言葉＜143＞「一人でいる方法を知ることは大切なこと。だけど・・・」

「一人でいる方法を知ることは大切なこと。だけどみんなと仲良くする方法を知るのも同じくらい大切なこと」
みなさんおなじみのムーミンのお話の中のフレーズ。



心理学者のウィニコットという方の名言に「一人でいられる能力」という言葉があります。
子供が自立して一人前の大人になるためには、誰かに依存し続けるのではなく、一人でいられる強さを身につけることが必要です。まずは親から離れる能力を養うことが課題。しかし自立の裏側には、必ず「孤独」という問題がセットなのです。中学生年代の子供たちが、次第に親と一緒に買い物に行くのを嫌がって友達と行動するようになるのは、それぞれが自立を目指す中で感じている「孤独」をお互いに癒しあっているとも言えます。

ですから仲間でつるんだり、クラブ活動に夢中になったりするのは大変重要な通過儀礼でもあるのです。

先に挙げたムーミンの中のフレーズは見事にそれを言い当てていると言えますね。

「自立」が「孤立」になり、しかも「孤立無援」状態にまでならないように、大人たちは視野の片隅で彼らの表情を感じてあげる必要があるのです。

うつ・発達障害・不登校・不適応等のお悩みに カウンセリング・オフィス岸井

□■□■□■□■　 【カウンセリング・オフィス岸井】□■□■□■□■　　　
　　　　　　　　　　　　　　☆初回面接は無料です☆
ＪＲ・阪神「元町」阪急「花隈」神戸市営地下鉄「県庁前」駅からいずれも徒歩５分 　　　　　　　　
電話：０９０－１２４３－９６４６　 メールはホームページからもできます