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こころとからだの関係 ~目は物事の見え方を象徴する~

岸井謙児

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テーマ:こころの散歩道

これまでこころはからだと密接な関係にあるという証拠(?)として、私の個人の体験から高血圧や腰痛の体験をお話してきました。もちろんからだはからだとして、多くの場合は器質的な原因が影響を与えているのでしょうから、すべての身体的な症状にすべて心理的な原因がある、というのは少し短絡的な見方かもしれません。しかしある種の身体症状には、やはりこころの影響があるということも確かです。

今回は、そのういう観点から「目」を取り上げてみました。「目」と言っても眼病一般というわけではありません。しかし実際「変換症(これまでは転換性障害と言われていました)」では、何らかのストレス因が背景にあって、視覚や聴覚などの感覚も異常をもたらす場合もあります。

また実際に目の調子が悪くなる、というだけでなく、たとえばある子供が描いた人物画の中の「目」がその子供の精神状態を表している場合も多くみられます。その場合「目」というのは「物事の見え方・とらえ方」を表すことが多いようです。
たとえば目が真っ黒に塗られている場合があります。その場合は物事のとらえ方が少しネガティヴな見方に偏っている場合があります。誰それが自分のことをこう言ったのは、その裏に自分に対する嫌味やひがみがあるに違いない」「周囲の人たちが、どうも私の悪口を言っているようだ」などのネガティヴな見方が「真っ黒に塗られた目」としてあらわされる場合などです。



「目は口ほどにものを言い」ということわざがありますが、その人の「目」を見ればその人がどんな人かがなんとなくわかりますね。

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岸井謙児(臨床心理士)

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カウンセリング暦35年。子供から大人まで、うつ・対人関係の悩み・発達障害・不適応・ひきこもりに関わる問題に丁寧に、かつ誠実に対応します。また全国から電話・スカイプなどでも相談を多数受け付けています。

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