汝の哀しき性(さが)に泣け
カウンセリングというのは<心理療法>なんて言うとおり、こころの問題を扱うものだと思われがちです。しかし実際色々な場面でお話を聞かせてもらったり、また自分自身の体験からも「こころの問題」が「身体の問題」として表されることが多々あります。
そもそもこころと身体を別々にとらえる考え方は西洋的な意識的自我中心の考え方なのでしょう。私たち東洋的な文化では、どちらかと言うと「心身一元論」的な考え方の方がピッタリくるかもしれません。
最初からちょっとむずかしいことを言いすぎたかもしれませんが、そのような点で最近私自身が感じた「こころとからだの関係」についていくつか報告してみます。
最初は「高血圧」
私は父親譲りの高血圧体質で、お医者さんから薬を処方されて毎日飲んでいます。そういう方は沢山いらっしゃるでしょう。毎朝晩に血圧計で測定して記録しているのですが、私の場合どちらというと下の値が高いのですよね。食事療法うあ運動療法などもしていますが、なかなか変わらない。まぁ、何とか日々を過ごしていたのですが、ある日いつものように寝る前に測定をして見たところ、なんと数値が30~40近く下がっているではありませんか。
「ん!?なぜだ?」と思って、その日一日をちょっと振り返ってみると、原因がわかりました。実はその日の前日から、私は色々と忙しいスケジュールの中でカチン!とくる出来事がいくつかあり、普段よりも怒って爆発気味だったのです。
だいたいカウンセラーなどと言う職業は、(人にもよりますが(^^;))あまり感情に振り回されず、冷静にいるような訓練を受けています。相談者の怒りをぶつけられて、簡単にカウンセラーが怒ってしまい喧嘩になってしまったのでは困りますしね。
しかしその日はカウンセリングとは関係ない場面での出来事だったので、ついプンプンと怒ってしまいました。するとなんということでしょう・・・・血圧が下がってしまったのです。
あぁ、そうか気が付かなかったけれど、俺ってかなりストレスたまっていたんだ、この血圧の高さはヒョッとしたら、ストレスのバロメーターなのかもしれない、と思いましたね。
もっとも数日するとまた血圧は元に戻り、またストレスフルな毎日を送ることになっていますが・・・・(-_-;)
次回は<腰痛>について
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