「物語」は明日を生きる力を産み出す
九州大学大学院の研究グループは,人間の感情に関する新現象を発見しました。
その現象とは,人間は上方向に腕を動かすと快く感じ,下方向に腕を動かすと不快に感じることになる、と言うものでした。
確かに我々は,嬉しいときたびたび手を上げます。
例えば、ホームランを打った選手がガッツポーズをしているところや選挙に当選した政治家が万歳をしているのを見たことがあるでしょう。腕を上に振り上げる行動と快感情は連動しているのですね。
逆に,我々は落ち込んだときに思わず下を向いてしまうことがあると思います。
このように身体の動作は感情と関連しており,上向きの動作は快感情と,下向きの動作は不快感情と結びついていると体感できますね。
この九州大学大学院の研究グループは実験を行った結果、上方向に腕を動かすと直前に提示された画像を快く感じ,下方向に腕を動かすと直前の同じ画像を不快に感じることが明らかになりました。
私たちが何気なく行っていた動作が実験の結果、確かめられたわけです。
もう少し言い換えると、不快な思いをしたときは、腕を上に動かし、ガッツポーズや万歳ポーズをすることで、その不快な感情がある程度解消される可能性があると言うことですね。
人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるのだ、ということは昔から言われてきしたが、ガッツポーズや万歳ポーズも快感情と密接に関連があり、そのポーズによって逆に快感情を湧き起こさせてくれているのかもしれません。
みなさん、落ち込んだ時こそ、万歳ポーズ、ガッツポーズですよ!
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