ちょっといい言葉 ① 赤毛のアンより <私の経験から言うと、物事は楽しもうと思えば・・・>
「分け入っても分け入っても青い山」
「ふとめざめたらなみだがこぼれていた」
「何を求める風の中ゆく」
などの句で知られる種田三頭火の句。
いったい自分は何のために生まれてきたのだろう。
この嫌な、受け入れがたい自分を、どう扱えばいいのだろう。
何度言い聞かせても、どうにも変わらないこの未熟な自分。
人には、得意気に「こうあるべき」と言う自分が、
一方では「どうしようもない」私であるこの皮肉。
「分け入っても分け入っても」空は開けず、
「ふと目覚める」と自己嫌悪に陥りながら
頬を鞭打つ「風の中を」歩き続けることしかできない。
しかしこの句は、そういう自分をもう一人の自分の視点から
「そういう自分が歩いている」と、
外から距離を置いて見つめているような落ちつきを感じます。
「落ちつき」と言えば聞こえはいいけれど
私の場合は「あきらめ」か「開き直り」につながりそうな気もしますが。
あ~ぁ・・(-_-;)
■□■ こんな言葉も・・・ ■□■
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