ちょっといい言葉 ⑬ リンカーンの名言 「あなたが転んでしまったことに関心はない・・・・」
「ものごとてぇものは、うれしい前にはきまって心配事や悲しいことがあるんです。」
これは名人落語家の故・古今亭志ん生さんのことば。
さすが江戸っ子らしい言葉ですね。
それに加えて、やはり人生の酸いも甘いも体験したい人でないと口に出来ない言葉でもあると思います。
え!?こんな人しらないって??そうでしょうね、昔の名人ですから。
古今亭志ん生さんはこんな方。
知っている人の方が少ないかなぁ~(-_-;)
ま、なんとも言えない味のある天才落語さんだったということです。
私も、CDやこういう動画でしかご本人を知りません。
さて、カウンセリングなどの相談で長い間いろいろな方とお付き合いしていると、確かに何か困ったことやピンチに陥ることが結果的に膠着した状態を動かして物事を好転させてくれる結果になることがあります。
それを「ピンチはチャンス」なんて簡単に言いますが、要するに心配事や悲しいことは現状を動かすエネルギーにもなりうる、ということでしょうね。
ただ、そのネガティヴな出来事は意図的に起こすわけには行かない、時が来なければそういう出来事も訪れてはくれないのです。
良いことも悪いことも、その時が訪れなければやってこないのでしょう。
あせらず、あわてず、あきらめず、「ただ淡々と待つ」ということに意味があるのかも。
じっと今起きている現実を冷静に眺めることが大切なのかもしれません