ちょっといい言葉 ③ 光浦靖子さんの言葉「直そう、直そうと思っていても直せないもの、それが個性」
たまたまネットで見かけた、ある「スマホ」の機種。
これがよく見ると、認知や記憶や思考の障害を持たれた方向けのサポート対応の機種でした。
それは、S社の出している「アシスト・スマホ」。
何と、このスマホはさまざまな障害に対応できるサービスが備わっていて、そのサービス事業が知的障がいや高次脳機能障害をお持ちの方の、連絡や行動を支援する機器として平成25年度の障害者自立支援機器等開発促進事業に採択された、とのことです。
具体的にその主なサービスに目をやると
1)利用者の位置情報をすぐに確認でき、保護者や関係者に知らせることができる
2)スケジュールシートで今日と明日の予定を確認でき、予定を登録すると指定の時刻にアラームが鳴る。利用者が 「確認」ボタンを押すと、予定を完了した通知がメールで届く。
3)シーンを選んで定型文をタッチするだけでかんたんに連絡や報告のメール本文が作成できる。
4)カメラを通して道をみると、ゴールフラッグが目的地の方向を示すので直感的に進む方向を知ることができる。
徒歩での道案内に最適なナビゲーション機能だとのこと。
このほかにも色々とあるようですが、利用者や家族にとっては、1)~4)の機能が、わかりやすく使いやすければいうことないですね。これまでも、それぞれの機能はGPSサービスやリマインダーアプリなどでありましたが、オール・イン・ワンというのは便利です。
アイコンもわかりやすく、変更もできそうだし、これなら楽しく使えるかもしれません。
他の会社でももしかしたら同様の機種・サービスがあるかもしれませんが、、今後このような機器のサポートによってさまざまな障害の方々の社会参加が進めば、大変喜ばしいですね。