ちょっといい言葉 ① 赤毛のアンより <私の経験から言うと、物事は楽しもうと思えば・・・>
さすが夏目漱石先生、よくぞ言ってくれました。
ガツンと一発、胸のすく一言!
「世の中はしつこい、毒々しい、こせこせした、その上図々しい、いやなやつで埋まっている。
元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねる奴さえいる。
しかしそんな面(つら)に限って大きいものだ。」
漱石先生の「草枕」からの一節です。
何があったのか知りませんが、よっぽど腹に据えかねていたんでしょうね。
「則天去私」なんて立派なこともおっしゃった口で、こんな言葉が聞ける人間臭さが漱石先生のファンにはたまりません。
しかし周りを見回してみると・・・いるよな~、そういう奴らって。
アイツも、コイツも、ソイツも、でかい顔して偉そうにしているけど、全く困ったもんだ。
世の中、ストレスの第一原因は「人間関係」。
特に会社なんかで、上司にこっぴどく怒られた時は、この漱石節を思い出しましょう。
もっとも、相手の人もこっちの顔を思い浮べて、おんなじことをつぶやいているかもしれませんけど(^^;)