ちょっといい言葉 ① 赤毛のアンより <私の経験から言うと、物事は楽しもうと思えば・・・>
「なるようになる 心配するな」
こんな言葉を私が言えば、「またまたいい加減で無責任な事ばかり・・・・」と文句が出そうですが、この言葉が実は、かの有名な「一休禅師」のお言葉だと聞いたらビックリするでしょうね。
一休さんと言えば、アニメなどでおなじみのトンチ小僧を思い浮かべますが、彼はアニメに出てくるような愛くるしい容貌ではなかったらしく、頭も剃髪せず、不精髭のアウトサイダー的な存在だったということです。
金や権力に媚びす、国を放浪して、破天荒な奇行に明け暮れ、自ら「狂雲子」と名乗ったとか。
その一休禅師が臨終の際、「将来、この寺に大きな問題が起こった時に開け。それまでは決して読むな」と言い残していた遺言状があったそうです。僧侶たちは、その教えを守り、決して遺言状を開くことはなかったのだそうですが、どうにも困り果てた問題が起こり、死後100年にしてすがるように弟子たちは遺言状を開封したのだそうです。すがる思いで開いた遺言状には、こう書かれていたのだそうです。
「なるようになる 心配するな」。
いやぁ、素晴らしい!!