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山下純司プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

認知症予防の為の脳トレ

山下純司

山下純司

テーマ:スタジオレッスンについて

認知症とは、これまで正常なレベルにあった知的機能が
脳の病変により正常以下に低下した状態。
それにより社会生活に支障をきたすようになったもの。
つまり、自立して生きていけない状態になるということ。

認知症状の3つの軸があり、

認知機能の低下

:人の名前が出てこない等

BPSD

:財布がなくなり取られたいわゆる被害妄想

生活動作

:靴を左右反対に履いたり、洋服を裏表反対に着たりするな等

こういったことが起きます。

現在日本では認知症患者650万人以上、予備軍600万人以上と予想されてます。
これは、日本人の65歳以上の高齢者人口のうち30%が問題を抱えると言われています。

どの年齢層で認知症患者数が多いかというと、
85~89歳でピーク。8割は女性だと言われています。

高齢になって発症する認知症は、これまでの生活の総決算という面が強くなると
言われ、それだけに予防の効果が期待できるそうです。

認知症の原因は70以上あると言われ、薬物療法と非薬物療法があります。

今注目されているのは、軽度認知障害で
軽い認知症ではなく、認知症の予備軍の段階です。

この段階からは、正常に戻れる可能性があると言われています。

治療薬は認知症になってしまっては効かないが、根本治療薬は
軽度認知障害なら効果を持つ可能性があるといわれています。

軽度認知障害とは、日常生活動作は正常で、全般的な認知機能は正常、
年齢に比し記憶力の低下や主観的なもの忘れの訴えがある状態です。

正常に戻るには、運動習慣と好奇心の強さが脳にいい影響を
及ぼすそうです。

重要なのは、予防です。
高血圧や、脂質異常症、糖尿病などの疾患は
認知症発症のリスクを高めるとも言われていますので、
生活習慣はきちんと整えておく必要があります。

それと運動の習慣。
特に有酸素運動は前頭葉の機能を高めます。
前頭葉は脳の司令部と言われ、運動の指示や感情のコントロール、
をしてくれます。

推奨される有酸素運動は、
・週に3回~5回
・1回に20~60分程度
最大心拍数の60-90%の強度
※お喋りしながらの運動では有酸素運動にはならないとも言われています。

他に筋力トレーニング、バランス運動も取り入れること
もよいとされています。


さらに日常生活では、家事労働が認知力を高め
転倒予防にも良いとされています。
参考論文
家事労働は認知力を高め転倒予防にもなる

フクラメディカルフィットネスでは、
木曜日の13:30~14:00脳トレ
火曜日の17:45~18:30脳トレ&ステップ運動
を実施してます。ステップ運動は、下肢の筋力強化、バランス強化に
繋がりますので、認知症予防にも役立つクラスだと考えております。

核家族化が進み、このご時世コロナ過で孤独な高齢者も増えています。
あなたの身内で自宅にこもってらっしゃる高齢者がいらしたら、
一歩踏み出す勇気をもって、フクラのスタジオレッスンに参加してみませんか?

体験、お問い合わせお待ちしております。

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山下純司
専門家

山下純司(トレーナー)

フクラメディカルフィットネス

福岡県朝倉市の医療施設「安岡医院」指定運動療法施設のメディカルフィットネスのトレーナー。医学的サポートにより、薬に頼りすぎない、食事と運動を中心とした生活習慣病予防・健康増進のプログラムが受けられる。

山下純司プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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